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イディッシュ文学 イディッシュぶんがく

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世界大百科事典 第2版の解説

イディッシュぶんがく【イディッシュ文学】

イディッシュ文学の表現手段であるイディッシュ語は,ユダヤ人(いわゆるアシュケナジム)が今日まで約1000年にわたって話してきた口語である。そしてユダヤ社会ではヘブライ語と並び重要な媒体として民謡,民話,非公式の祈禱に用いられ,16世紀に一応の完成に達した言語である。19世紀,ユダヤ社会内に近代ドイツ語への転換を図る啓蒙運動が起こったが,東欧ユダヤ人の間ではその反動としてイディッシュ語の洗練化運動が旺盛になり,ユダヤ人の大量東方移動もあって,イディッシュの機能範囲は東欧で大幅に広がった。

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世界大百科事典内のイディッシュ文学の言及

【シンガー】より

…作品はすべてイディッシュ語で書かれ,古いポーランドのユダヤ人村落を題材にしたものが多く,聖と俗,現実と幻想の交錯する悪魔的な官能の世界を描き,愛と信仰の問題を追究している。土俗的なユーモアに満ちた民話風の語り口は無類といってよく,現代イディッシュ文学の頂点をなす。《ゴライの悪魔》(1955),《敵,ある愛の物語》(1972)などのほか,短編集《短い金曜日》(1964),自伝《父の法廷にて》(1966)など作品は多い。…

※「イディッシュ文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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