イム・グォンテク(林権澤)(読み)イム・グォンテク(英語表記)Im Kwon-taek

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

イム・グォンテク(林権澤)
イム・グォンテク
Im Kwon-taek

[生]1936.5.2. 全羅南,長城
大韓民国 (韓国) の映画監督。『豆満江 (トマンガン) よさらば』 (1962) でデビューし,歴史劇戦争映画を多数手がける。作家意識が芽生えた『雑草』 (1973) が高く評価されたのち,梶山季之の小説を映画化した問題作『族譜』 (1978) を発表。主作品『曼陀羅』 (1981) 『キルソドム』 (1985) 『シバジ』 (1986) 『風の丘を越えて 西便制 (ソピョンジェ) 』 (1993) 『酔画仙』 (2002) など (→韓国映画 ) 。

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