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イングリッシュ・ホルン イングリッシュホルン

百科事典マイペディアの解説

イングリッシュ・ホルン

ダブル・リード木管楽器。コーラングレcor anglaisともいう。オーボエの一種だが,5度低く,ヘ調の移調楽器音質は鼻声で甘美。その特有の音質を巧みに生かした管弦楽曲としては,ロッシーニのオペラ《ウィリアム・テル》序曲,ドボルジャークの《新世界交響曲》の第2楽章,シベリウスの《トゥオネラの白鳥》などが有名。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イングリッシュ・ホルン

コーラングレ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イングリッシュ・ホルン
いんぐりっしゅほるん
English horn

管楽器。オーボエより完全5度低いヘ調の移調楽器。コーラングレとも。発音原理や奏法はオーボエと等しいが、形態はやや大きく、吸い込み管が屈折し、朝顔が球状であるところに特徴がある。この楽器の前身である18世紀のオーボエ・ダ・カッチャ(狩りのオーボエ)は形態的にコール・ダ・カッチャ(狩りのホルン)と似ており、その点でイングリッシュ・ホルンの語義「イギリスのホルン」の由来を示唆するが、直接イギリスと関係があるかどうかはまだ明らかではない。18世紀には半円形の曲管を示し、徐々に「く」の字形に移行して、1839年には直管のイングリッシュ・ホルンをブロが発明して今日に至っている。シベリウスの交響詩『トゥオネラの白鳥』、ドボルザークの交響曲第9番『新世界より』などで効果的に用いられている。[中川 真]

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