コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

インスタント食品 インスタントしょくひん

7件 の用語解説(インスタント食品の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インスタント食品
インスタントしょくひん

即席食品ともいい,調理または処理に時間を要さないでただちに食用に供しうる貯蔵性食品をいう。広い意味では缶詰・瓶詰食品および冷凍食品レトルト食品乾燥食品などのような加工食品も入るが,一般には水分を加えるだけで従来あった食品と品質が変らないものができる食品をいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

インスタント‐しょくひん【インスタント食品】

手間をかけずに簡単に飲食できる加工食品。即席食品

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

インスタント食品【インスタントしょくひん】

手間をかけずに短時間で調理ができ,貯蔵や携帯にも便利な即席食品。乾燥法の発達やデンプンアルファ化などに伴った新製品が多く,1958年ごろインスタントラーメンの普及とともに一般的となった。
→関連項目安藤百福食品工業

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

栄養・生化学辞典の解説

インスタント食品

 貯蔵性がよく,簡便に食べられるように調製された食品の総称.

出典|朝倉書店
栄養・生化学辞典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

インスタントしょくひん【インスタント食品】

加熱などの簡単な調理で飲食でき,貯蔵性の高い食品。調理素材としての野菜や魚の水煮缶詰のように,それだけでは料理にならないものはコンビニエンスフードと称している。しかし,インスタント食品を含めて広義のコンビニエンスフードと呼ぶこともある。日本では古来糒(ほしい)や焼米(やきごめ)のような加工食品が見られ,明治以降には即席カレー,葛(くず)湯,懐中汁粉ゼリーの素(もと)などが売り出されていた。しかし,インスタント食品が一般化したのは,昭和30年代になってインスタントコーヒーラーメンが人気を得てからで,インスタントという言葉自体が大流行するようになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

インスタントしょくひん【インスタント食品】

調理が簡単で長期保存ができる加工食品の総称。即席食品。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インスタント食品
いんすたんとしょくひん

簡単にしかも短時間で、あまり手間をかけないで調理できる保存性食品の総称。短時間煮る、湯を加える、水や牛乳を加えて冷やすといった単純な操作で、料理となるものである。かまぼこ、ハム、ソーセージなど生(なま)のまま食べられるものは、調理を必要としないので、インスタント食品の範囲からはいちおう外されている。[河野友美]

沿革

日本古来のものでは、麦こがし、即席汁粉などがある。麦こがしは、おそらく古代からあったとみられるし、即席汁粉は江戸時代にできた。糒(ほしいい)も一種のインスタント食品である。現在多く利用されているものは、アメリカで発達したものが多いが、即席麺(めん)のように、日本で生まれたものもある。インスタント食品という呼び名が使われ始めたのは、1957年(昭和32)ごろからである。[河野友美]

種類

形態からは、粉末食品、乾燥食品、濃縮食品、冷凍食品、缶詰、レトルト食品がある。種類としては、米飯類、スープ、ソース類、麺類、だし類、みそ汁、吸い物、嗜好(しこう)飲料、デザート類、クリーム類、ケーキ類といったものがある。
 米飯類としては、白飯、赤飯、五目飯(めし)、バターライスなどがあり、形態では、缶詰、レトルト、α米(アルファまい)がある。α米は、炊飯ののち脱水したもので、湯を加えるか、簡単に煮るだけで飯になる。麺類では、即席ラーメンが代表的なもので、そのほか、うどん、そば、スパゲッティがあり、製麺後、熱で処理し、揚げるか、熱風乾燥する。スープを吸収させたものと、別添形とがある。そのほか、袋詰めのゆで麺形態のものもある。スープは、粉末、濃縮液体、キューブ型、そのままの形があり、袋入り、紙箱入り、缶詰、固形物包装がある。ソース類では、カレールウ、ミートソース、ホワイトソース、ドミグラスソース、トマトソースなどがあり、粉末、液状、濃縮ペースト状があり、袋入り、レトルト、瓶詰、缶詰といった形態がある。だし類では、カツオ、昆布、煮干しなどや、麺用の汁などがあり、おもに濃縮、粉末類が多い。デザート類は、ゼラチン系や海草抽出物を主体とするゼリー類、インスタントプディング、ババロアなど、ケーキ類では、主として粉末で、ケーキミックス、ホットケーキミックス、パンケーキミックスなどがある。嗜好飲料では、多くが粉末で、コーヒー、紅茶、ココア、清涼飲料、シェークなど、クリーム類では、粉末クリーム、ホイップクリームなどがある。このほか、茶碗(ちゃわん)蒸し、グラタン、フライのような冷凍品、凍結乾燥によるすき焼き、シチュー、おでんなど各種の料理類がある。[河野友美]

栄養

殺菌のための高温加熱によるビタミン類の損失、保存期間が長くなるための、含有脂肪類の酸化、成分変化などは避けられない。また、材料などの制約から、栄養成分の偏りなどもみられる。したがって、インスタント食品に偏った食生活をすると、ビタミン、タンパク質の不足などの問題がおこりやすいから注意を要する。しかし一方では、手作りでは得がたい風味をもつものもあり、また、簡便性から考えて、上手に利用すれば、食生活の幅を広げるのにも役だつ。とくに、嗜好品やデザート、ケーキなどでは、楽しさをプラスする点が大きい。[河野友美]
『森枝卓士著『世界のインスタント食品』(徳間文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

インスタント食品の関連情報