コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

インドジャボク

3件 の用語解説(インドジャボクの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

インドジャボク

キョウチクトウ科の常緑低木で,高さ0.5〜1m。東南アジアインドに自生する。葉は2〜3枚が輪生し,長い花柄の先に集散花序がつく。根および根茎をラウオルフィアといい,レセルピンの抽出原料とし,またエキス血圧降下剤とする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

インドジャボク【serpentine tree】

通常,薬用として栽培されるキョウチクトウ科の常緑低木で,高さ0.3~1.5mとなる。葉は枝の上部に3枚が輪生または対生し,楕円形から長楕円状倒卵形で,長さ10~15cm,両端はとがり,淡緑色で無毛,中肋は裏面でいちじるしく突出し,側脈は10~12対で先端は上方に湾曲する。集散花序は散房状で腋生(えきせい)。花冠は高盆状,花筒は狭い円筒形でしばしば湾曲し,中央部以上で少しふくれ,紅色,長さ1.5~2cm,裂片は5枚で白色。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インドジャボク
いんどじゃぼく / 印度蛇木
[学]Rauwolfia serpentina Benth.

キョウチクトウ科の常緑樹ネパール以東のインド、ミャンマービルマ)、タイ、マレー、ジャワなどに産する。高さ約1メートル。葉は光沢があり、長さ10~15センチメートル、幅4~5センチメートル、披針(ひしん)形で波縁状になり、対生または輪生する。花は筒状で5裂し、外側は淡紅色、内側は白色。果実は黒く熟し、中に淡黄色で網状紋様のある種子が1個ある。長さ25センチメートルほどの長い根を薬用にする。根は苦味があり、薬効成分はレセルピンで、中枢神経と脳に強い鎮静作用を示し、統合失調症(精神分裂病)の治療に用いる。また、民間薬としてヘビや毒虫の咬傷(こうしょう)、解熱などに用いられていた。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のインドジャボクの言及

【レセルピン】より

…(化学式)インドジャボクなどの根から抽出されるアルカロイドの一種。ラウオルフィア属植物からはレセルピンのほかに十数種のアルカロイドが分離されているが,レセルピンは1952年に単離されて化学構造が決定され,56年に全合成された。…

※「インドジャボク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone