ウォルビス・ベイ(読み)ウォルビスベイ

百科事典マイペディアの解説

ウォルビス・ベイ

ナミビア,大西洋岸の中央部にある港湾都市。貿易・漁業の中心。1878年英領となったが,1922年から南西アフリカ(ナミビア)が委任統治。6万2096人(2011)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウォルビス・ベイ
うぉるびすべい
Walvis Bay

アフリカ南西部、ナミビア(旧南西アフリカ)最大の港町。人口5万(1999)。1878年ケープ植民地に帰属。アフリカ分割を決めた84~85年のベルリン会議で南西アフリカはドイツ領となったが、ウォルビス・ベイだけは依然としてケープ植民地に帰属し、1910年の南アフリカ連邦(現南アフリカ共和国)成立とともに連邦に帰属した。第一次世界大戦後、南西アフリカは南ア連邦の委任統治領になったが、68年国連は南ア連邦の統治を不法と宣言し、ナミビアと改称した。90年に独立、ウォルビス・ベイは94年3月にナミビアに返還された。ニシン、イワシの水揚げ量を誇っていたが、近年乱獲のため激減した。港はペリカン岬に通じる半島の内側にある良港で、大型クレーンなど近代的施設を備える。南ア共和国のケープ・タウンに通じる鉄道の終点でもある。魚缶詰、魚粉、魚油製造などの産業も発達している。[林 晃史]

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