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ウォンバット ウォンバットVombatidae; Phascolomid; wombat

6件 の用語解説(ウォンバットの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウォンバット
ウォンバット
Vombatidae; Phascolomid; wombat

有袋目ウォンバット科に属する動物の総称。普通2属3種に分類されるが,さらに多くの亜種を認める説もある。大きさは種によって異なり,体長 70~120cm,体重 11~35kg。体つきは小型のクマに似てずんぐりしており,尾は痕跡程度しかない。

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デジタル大辞泉の解説

ウォンバット(wombat)

有袋目ウォンバット科の哺乳類。体長約1メートル。尾はほとんどなく、ずんぐりし、アナグマに似て穴居性で、草食。主に夜行性。オーストラリアに分布。ふくろぐまもどき。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

ウォンバット

有袋目ウォンバット科の哺乳(ほにゅう)類の総称。体長87〜115cmほど。オーストラリア南部,タスマニアに分布。低木林,草原などにすみ,草食性。体色は黒,褐色〜灰色まで。
→関連項目有袋類

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世界大百科事典 第2版の解説

ウォンバット【wombat】

齧歯(げつし)類に似た歯をもつ穴居性の有袋類。有袋目ウォンバット科Vombatidaeに属する哺乳類の総称で,ヒメウォンバットVombatus ursinus,ミナミケバナウォンバットLasiorhinus latifrons,キタケバナウォンバットL.krefftiiの3種がある。オーストラリア南東部とタスマニア島に分布する。体長70~120cmで尾は痕跡的。ずんぐりとした体,短くがんじょうな四肢,強力なかぎづめは穴掘りに適する。

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大辞林 第三版の解説

ウォンバット【wombat】

有袋目ウォンバット科の哺乳類の総称。体はずんぐりとして尾はほとんどなく、体長70~120センチメートル。頑丈な鉤かぎ爪をもち、巣穴を掘る。夜行性。餌えさは植物の根・茎など。子は生まれて半年ぐらい育児囊のうの中で育てられる。オーストラリア・タスマニア島に分布。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウォンバット
うぉんばっと
wombat

哺乳(ほにゅう)綱有袋目ウォンバット科に属する動物の総称。同科Vombatidaeの仲間はオーストラリアとタスマニア島に分布。大きさは種により非常に異なり、体形はアナグマに似てずんぐりしている。尾はほとんどなく、前足、後足ともに5本の指があり、後足の第1指以外には頑丈なつめがあって、穴を掘るのに適している。育児嚢(のう)は後方に開口し、中に1対の乳頭がある。丘陵地帯に普通単独で生活し、夜行性で、昼間は巣穴で休息している。おもに根、地下茎、草を食べる。1産1子で、子は育児嚢内で育てられ、完全に毛が生えてから外へ出る。性質はおとなしく、人によく慣れる。わりあい長生きで、26年間飼育された記録がある。3~5種に分類される。
 ヒメウォンバットVombatus ursinusはタスマニア島とバス海峡の小島に分布する。小形で、頭胴長67~95センチメートル、体重11~13キログラム、鼻先に毛がない。体毛は柔らかく下毛が多い。体色は灰色、薄い黄褐色、黒色などがある。オーストラリアウォンバットV. platyrrhinusはオーストラリア南東部に分布する。前種に似ているが大形で、頭胴長95~115センチメートル、体重36キログラムぐらいになる。鼻先に毛がない。体毛は硬く、下毛が少ない。体色は黄土色、黄土色と黒色の霜降りなどがある。ケバナウォンバットLasiorhinus latifronsはサウス・オーストラリア州の南半分に分布する。頭胴長87~88センチメートル、体重25~27キログラム。鼻先にビロード状で白色の毛が生えている。体毛は長く柔らかい。体色は灰色である。[中里竜二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のウォンバットの言及

【絶滅生物】より

…熱帯林には多くの種の動物がすみ個体数が少ないので,森林の破壊で絶滅する恐れが多い。オーストラリアのウォンバットはウシによる生息地の破壊により,タズナツメオワラビーはイヌとキツネに捕食されてともに激減した。ニューギニアのナガハシハリモグラ,キノボリカンガルーなどは狩猟により,南アメリカのメガネグマはトウモロコシの,タテガミオオカミはニワトリの害獣として駆除されて激減し,ライオンタマリンはペット,動物園の展示,医学用実験動物などに1960年ころから年間200~300頭も輸出され,1981年には生息数が100頭以下と推定される危険な状態になった。…

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