ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セリ科」の意味・わかりやすい解説
セリ科
セリか
Umbelliferae
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双子葉植物、離弁花類。多年草または一年草あるいは越年草。チドメグサ亜科、ウマノミツバ亜科、セリ亜科(ハナウドなど)の3亜科からなる。葉は普通3出羽状複葉であるが、単葉のものもある。花は小形で花弁5枚、雄しべ5本、雌しべ2本、子房は下位。花は散形花序につき、普通はこれらが集合して複散形花序をつくる。果実は双懸果(そうけんか)で、二つの分果に分かれ、稜線(りょうせん)と油管がある。
世界の温帯と寒帯を中心に275属3000種あり、日本には31属75種が分布する。ニンジン、パセリ、セロリ、トウキなど食用や薬用とするものが多い。
[門田裕一 2021年11月17日]
APG分類でもセリ科とされる。セリ科に含まれていたチドメグサ亜科はウコギ科に移された。この分類によると世界に約430属3780種あり、日本には約30属80種がある。栽培種や帰化種も多い。
[編集部 2021年11月17日]
…葉を食用にするセリ科の多年草(イラスト)。日本では全国いたるところの水辺に見られ,また北は中国東北地方から東南アジア一帯,さらにオーストラリア北部まで広く分布している。…
※「セリ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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