C2H7N(45.08).C2H5NH2.エタンアミンともいう.ニトロエタンC2H5NO2あるいはアセトニトリルCH3CNを還元するか,ヘキサメチレンテトラミンと臭化エチルの反応物を加水分解させると得られる.無色の液体.融点-80.6 ℃,沸点16.6 ℃.0.689.Ka 5.2×10-4(25 ℃).可燃性で,アンモニア様臭気をもち,水に易溶であるが水酸化ナトリウムで塩析される.アンモニアより強い塩基性をもち,塩酸,硫酸とC2H5NH2・HCl,(C2H5NH2)2・H2SO4などの塩をつくる.金属カリウムと反応して,カリウムエチルアミドC2H5NHKを生じる.染料,医薬品などの合成原料に用いられる.皮膚,粘膜を刺激する.LD50 400 mg/kg(ネズミ,経口).[CAS 75-04-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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