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エネルギー保存則 エネルギーほぞんそくlaw of conservation of energy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エネルギー保存則
エネルギーほぞんそく
law of conservation of energy

物理的・化学的変化において,これに関与する各種のエネルギーの総和が,変化の前後で変らないという法則。特に力学的過程を通じて位置エネルギーと運動エネルギーとの和が変化しないことを力学的エネルギー保存則といい,保存力だけが働く系,または系に働く非保存力が仕事をしない場合に成り立つ。またの出入りのある系で,外界から吸収される熱量と外力のなす仕事の和がその系の内部エネルギーの増加となり,力学的エネルギーと熱エネルギーを含めてエネルギー保存則が成り立つ事実を熱力学第一法則という。エネルギー保存則は量子力学においても成り立ち,原子が高いエネルギー準位から低い準位へ遷移するとき,このエネルギー差に等しいエネルギーの光子が放出されるとして,原子スペクトルが理解される。

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