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オクシタン occitan

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世界大百科事典 第2版の解説

オクシタン【occitan】

オック語の意。南フランス行われるロマンス語の一つで,プロバンス語Provençalとも呼ばれる。中世フランスには,ともにラテン語から派生したオイル語(北部)とオック語(南部)が行われていたが,12,13世紀吟遊詩人が輩出したため,オック語はいち早く文芸語としての地位を確立した。その後フランスの統一と近代化が北部の指導権の下で進んだために,オイル語がフランス語に成長したのに対し,オック語は方言,俗語に転落した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のオクシタンの言及

【フランス語】より

… なお,フランス国内で話されているフランス語以外の言語について一瞥しておくと,次のようになる。最も大きな勢力を保っているのが,オイル語圏の南で行われているオック語(オクシタン(語)occitan)である(言語人口約800万~1000万。そのうち大多数はフランス語との2言語併用者であり,その点は以下のフランコ・プロバンス語ほかも同様である)。…

【フランス語】より

… なお,フランス国内で話されているフランス語以外の言語について一瞥しておくと,次のようになる。最も大きな勢力を保っているのが,オイル語圏の南で行われているオック語(オクシタン(語)occitan)である(言語人口約800万~1000万。そのうち大多数はフランス語との2言語併用者であり,その点は以下のフランコ・プロバンス語ほかも同様である)。…

【ロマンス語】より


[分類・分布]
 ロマンス語の分類に関してはさまざまな試みがなされているが,19世紀末に死滅したダルマティア語(かつてアドリア海東岸に分布)を今日使用されているロマンス語に加えたうえで,次のような分類が考えられる(配列順序はヨーロッパにおける分布をおおよそ西から東にたどったもの)。(1)ポルトガル語,(2)スペイン語,(3)カタロニア語(カタルニャ語,カタラン語とも),(4)オック語(オクシタン(語)とも),(5)フランコ・プロバンス語Franco‐Provençal,(6)フランス語,(7)レト・ロマン語(レト・ロマンス語とも),(8)サルジニア語(サルデーニャ語とも),(9)イタリア語,(10)ダルマティア語Dalmatian,(11)ルーマニア語。これらの〈言語〉はいずれもいくつかの地域的な変種(方言)を含んでいるが,(1)(2)(3)(6)(9)(11)のように超局地的な共通語(標準語)の確立している言語と,そのような標準語をもたない(4)(5)(7)(8)(10)のような言語とがある。…

※「オクシタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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