オシイェク(英語表記)Osijek

デジタル大辞泉の解説

オシイェク(Osijek)

クロアチア北東部、スラボニア地方の都市。同地方の中心都市で、ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代の要塞都市ムルシアに起源し、16世紀から17世紀にかけてオスマン帝国の支配下に置かれた。旧市街のトゥブルジャ地区には、18世紀から19世紀にかけて、ハプスブルク帝国時代に建てられたバロック様式の建造物が数多く残る。オシエク

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百科事典マイペディアの解説

オシイェク

クロアチア北東部のスラボニア地方の都市。ドナウ川の支流ドラバ川に臨む河港で,鉄道・道路の結節点。織物・機械・食品・セッケン・鋳造などの工業が行われる。教育・文化施設も多い。古代ローマの植民市で,古名はムルシアMursia。1991年のセルビア・クロアチア内戦で大きな被害を受けた。8万4104人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

オシイェク【Osijek】

クロアチア東部,スラボニア地方の中心都市。人口13万(1991)。ドラバ川右岸にあり,古くローマ時代から交通の要衝として栄えた。12世紀の文献に登場,商業を中心とする上町,城郭,18世紀から発達した下町からなる。1526‐1687年はオスマン・トルコに占領された。国内最大のマッチ工場をはじめ,食品・皮革・化学・繊維・製陶工場がある。単科大学(経済),師範学校などの教育施設,スラボニア博物館,古文書館,劇場,美術館などの文化施設が多い。

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世界大百科事典内のオシイェクの言及

【スラボニア】より

…ハンガリー人やチェコ人が多数派を占める地区もある。中心都市はオシイェクOsijek。バラニャBaranja,西スレムSrem両地方を含むものとして理解される場合もある。…

※「オシイェク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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