フィンランドとスウェーデンの間のバルト海に浮かぶ約6700の島々からなり、人口は約2万8千人。中心都市マリエハムンに人口の約4割が暮らす。フィンランドに属しながら公用語はスウェーデン語。自治政府と独自の議会を持ち、外交や司法などを除いた教育や医療、郵便など広範な分野で立法権が認められている。独自の予算編成権も持つ。主な産業は海運業。(マリエハムン共同)
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スウェーデンとフィンランドの間にあるボスニア湾の入口に位置する諸島。フィンランド語名アハベナンマー。
[編集部]
ボスニア湾口にあるフィンランド領の諸島。12世紀来スウェーデン領であったが,1809年ロシアに割譲され,1921年,スウェーデンの主張を退けた国際連盟の裁定によって,フィンランドの一部となる。第一次世界大戦後,中立・非武装化された。スウェーデン文化の影響が色濃く,現在でもスウェーデン語系住民が人口の95%を占めている。また,フィンランドの特別自治区として自治権を有している。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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