コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カノコソウ(鹿子草) カノコソウValeriana fauriei Briq.

世界大百科事典 第2版の解説

カノコソウ【カノコソウ(鹿子草) Valeriana fauriei Briq.】

山地のやや湿った草地に生えるオミナエシ科の多年草(イラスト)。特有の香りがあり,観賞用や薬用として栽培される。根には8%の精油が含まれ,吉草根(きつそうこん)と呼び,日本ではヨーロッパのワレリアナ根の代用品とする。精油は種々のセスキテルペンおよびモノテルペンを含み,特有の臭気があり,精神不安定やヒステリーの鎮静薬として用いられる。しかし,このワレリアナ根をとるヨーロッパ産のセイヨウカノコソウV.officinalis L.よりカノコソウの方が薬用としては優良である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android