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解熱鎮痛薬 げねつちんつうやくantipyretic‐analgesic

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世界大百科事典 第2版の解説

げねつちんつうやく【解熱鎮痛薬 antipyretic‐analgesic】

鎮痛解熱薬analgesic‐antipyretic,熱冷ましともいわれ,薬理作用として解熱作用と鎮痛作用とを兼ね備えた薬物群である。 化学的にはさまざまな系統の化合物があるが,歴史的にみて最も古くから使われた薬物としては,17世紀にヨーロッパに伝えられた南アメリカ産の植物キナの樹皮,キナ皮をあげることができる。キナ皮は,アルカロイドに属する化合物キニーネを有効主成分として含有する生薬である。一方,サリチルアルコールの配糖体サリシンを含むヤナギの樹皮もまた,古くから世界各地で使われた歴史的な解熱鎮痛性薬物であった。

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世界大百科事典内の解熱鎮痛薬の言及

【風邪薬】より

…抗ヒスタミン薬のほとんどは中枢神経系に作用して眠気や倦怠感などの副作用を現すので,風邪薬服用時の乗物の運転などには注意を要する。
解熱鎮痛薬
 視床下部の体温調節中枢に作用して異常に上昇した体温を下げるほか,鎮痛および抗炎症作用を示す。各種の解熱鎮痛薬が配合可能であるが,発疹その他の副作用を示すものが多い。…

【鎮痛薬】より

…痛みを抑制する薬剤。痛みには,たとえば頭痛,腹痛,筋肉痛あるいは外傷痛などのように,その発生部位や原因によって種々のものがあり,したがって痛みを鎮める薬物も多種のものがある。しかしながら,薬理学的に鎮痛薬といえば,中枢神経系に作用して,通常の用量で特異的に痛みだけを抑制する薬物をいい,たとえば,麻酔薬のように意識全般の消失によって痛みを感受させないものや,消化管の痙攣(けいれん)による痛みに対して,末梢的に作用する鎮痙薬などは含めない。…

※「解熱鎮痛薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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