ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スイカズラ科」の意味・わかりやすい解説
スイカズラ科
スイカズラか
Caprifoliaceae
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双子葉植物、合弁花類。多くは木であるが、まれに草もある。葉は対生し単葉であるが、まれに複葉のもの(ニワトコ属)もある。托葉(たくよう)がなく、合弁花冠で子房が下位であることによりレンプクソウ科などと区別される。花や果実が美しく、庭木(サンゴジュ、ハコネウツギ、アベリアなど)とされ、薬用(ソクズ、スイカズラなど)ともする。また、ニワトコの茎の髄は、ピスとして顕微鏡用切片をつくるのに用いられる。15属約400種あり、おもに北半球の温帯に生育するが、熱帯の高地や、南アメリカ、オーストラリアなどにも分布する。
[福岡誠行 2021年12月14日]
APG分類でもスイカズラ科とされる。かつて含まれていたガマズミ属とニワトコ属などはガマズミ科に移された。また、オミナエシ科とマツムシソウ科の種がスイカズラ科に移されて、二つの科はなくなった。この分類によると世界に約35属810種あり、日本には11属51種が分布する。
[編集部 2021年12月14日]
…山野に多いスイカズラ科のつる性低木(イラスト)。花冠の奥にみつがあり,吸うと甘いためこの名があり,また冬でも葉の一部が残るため忍冬(にんどう)ともいう。…
※「スイカズラ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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