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カバリエリ Cavalieri, (Francesco) Bonaventura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カバリエリ
Cavalieri, (Francesco) Bonaventura

[生]1598? ミラノ
[没]1647.11.30. /1647.12.3. ボローニャ
イタリアの数学者。若いときにイエズス会修道士になる。ユークリッドの『原本』の複写を読んで数学に興味をもち,数学の研究を始める。 1629年ボローニャ大学教授となり,終生その職にあった。 35年『不可分者による連続体の幾何学』を書いて求積問題に不可分者の方法を適用したが,「不可分者」の厳密な定義を欠いていたため,P.ギュルダン (1577~1643) の反論を招いた。しかし,この方法は有力な発見法で,近代の積分学の先駆とみなしうるものである。

カバリエリ
Cavalieri, Emilio del

[生]1550頃.ローマ
[没]1602.3.11. ローマ
イタリアの作曲家。モノディを創始したカメラータの一人。フィレンツェのトスカナ宮廷に仕え,のちローマで『霊と肉の劇』 (1600) を発表。この曲はモノディ様式を宗教的題材に適用した初期の作品であるため,「最初のオラトリオ」と呼ばれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

カバリエリ【Bonaventura Cavalieri】

1598‐1647
17世紀イタリアの数学者。イタリア諸都市で宗教教育を受け,聖職者を目ざしたが,1616年ピサで,G.ガリレイの弟子カステリに邂逅(かいこう)することにより,数学研究に導かれた。それ以降,ミラノ,パルマなどの修道院に勤務するかたわら数学研究を深化させ,26年ガリレイの力添えによって,ついにボローニャ大学の数学教授のポストに就くに至り,終生その地位にあった。カバリエリは,なにより17世紀の微分積分学形成に大きな役割を果たした《不可分者による連続体の新幾何学》(1635)の著者として知られる。

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大辞林 第三版の解説

カバリエリ【Francesco Bonaventura Cavalieri】

1598~1647) イタリアの数学者。ガリレイの弟子でイエズス会士。「カバリエリの原理」として知られる不可分量の方法を創始、近代微積分学の基礎を築く。

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