カラマズー(英語表記)Kalamazoo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カラマズー
Kalamazoo

アメリカ合衆国,ミシガン州南西部の都市。ミシガン湖の東方約 60km,シカゴとデトロイトのほぼ中間点,カラマズー河畔に位置する。 1829年最初の小屋が建てられたが,それ以前からインディアンとの毛皮取引の場所であった。 74年以来製紙工業は市最大の産業に成長した。ほかに医薬品,貨車,金属製品など多業種にわたる工場が立地する。カラマズー産のセロリーは,最初数多くのオランダ人移民によって栽培され,国内に名高い。カラマズー・カレッジ,ウェスタンミシガン大学がある。人口8万 277 (1990) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

カラマズー【Kalamazoo】

アメリカ合衆国ミシガン州南西部の都市。人口8万2000(1994)。奇妙で滑稽な感じを与える市名であるため,流行歌などで語呂合せに利用されることが多く,アメリカ中の人々がこの町の名を知っているといわれる。地名はアルゴンキアン・インディアン語で〈沸騰する水〉の意。19世紀中葉にオランダ移民が移住して以来,セロリチューリップパンジーグラジオラスなどが近隣で栽培され,その出荷がおこなわれる。製紙業も盛んである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カラマズー
からまずー
Kalamazoo

アメリカ合衆国、ミシガン州南西部カラマズー川に臨む都市。人口7万7145(2000)。鉄道、ハイウェー、空港と交通の要地であり、肥沃(ひよく)なカラマズー谷で栽培されるセロリ、ハッカ、トウモロコシやチューリップ、グラジオラスなどの球根、ブドウなどの果物の集散・交易地として重要である。工業の発達も著しく、薬品、ストーブ、衣料品などの製造工業や製紙業が盛ん。文化・教育施設が多く、とくにウェスタン・ミシガン大学、カラマズー大学などを中枢とした優れた図書館システムを誇っている。[作野和世]

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