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カンタベリー大聖堂 カンタベリーだいせいどう Canterbury Cathedral

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンタベリー大聖堂
カンタベリーだいせいどう
Canterbury Cathedral

イギリス,ケント県カンタベリーにある大聖堂。中世にはイギリスの精神的一中心地であった。最初の聖堂は 1070年から 1089年の間に建てられたイギリス最初のゴシック様式の建築。その後何回か増築,修復がなされ,東西に祭室,翼廊,修道院図書館をもつ現在の二重内陣式大聖堂となる。

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デジタル大辞泉の解説

カンタベリー‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【カンタベリー大聖堂】

Canterbury》ロンドンの南東約80キロメートルの町、カンタベリーにある大聖堂。6世紀、修道士アウグスティヌスの創建。現在の建物は11世紀から16世紀にかけて建設されたのもの。1534年、ローマ‐カトリック教会と対立したヘンリー8世イギリス国教会を創り、カンタベリーに主教座をおいた。以後、この大聖堂はイギリス国教会大本山となった。1988年「カンタベリー大聖堂聖オーガスティン大修道院及び聖マーティン教会」として世界遺産文化遺産)に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

カンタベリー大聖堂【カンタベリーだいせいどう】

英国,カンタベリーにある教会で,正称はクライストチャーチChristchurch。アングリカン・チャーチ大主教座。起源は6世紀にさかのぼり,12世紀にフランスの建築家ギヨーム・ド・サンスゴシック様式を初めて英国にもたらすなど数々の修復・改築を経る。
→関連項目アングリカン・チャーチカンタベリー

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世界大百科事典 第2版の解説

カンタベリーだいせいどう【カンタベリー大聖堂 Canterbury Cathedral】

イギリスのカンタベリーにある大聖堂。正式名称は,クライストチャーチChristchurch。アングリカン・チャーチの大本山で,イギリス最初のゴシック様式大聖堂。起源は6世紀末にさかのぼる。12世紀後半より巡礼地となったが,1174年の火災でノルマン期の内陣部が焼失。フランスより工匠ギヨーム・ド・サンスGuillaume de Sens(サンスのギヨーム)が招かれて修復に当たり,フランスのゴシック様式を初めてイギリスに導入した。

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大辞林 第三版の解説

カンタベリーだいせいどう【カンタベリー大聖堂】

カンタベリーにあるイギリス最初のゴシック様式の大聖堂。一二世紀後半に火災の後、フランスの影響を受けて再建。イギリス国教会の首席主教座が置かれ、聖公会諸教会の中心的存在。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

カンタベリーだいせいどう【カンタベリー大聖堂】

イギリスのイングランド南東部のケント州カンタベリー(Canterbury)にある、イギリス国教会の総本山。聖堂内部にある礼拝堂の「聖書の窓」と呼ばれる美しいステンドグラスが有名である。イングランドへのキリスト教布教を行った聖アウグスティヌス(?~604年)が7世紀に修道院として建設したのが始まりとされる。現在の建物は、1070~1180年にロマネスク様式で、1379~1503年にゴシック様式で建設された。12世紀にヘンリー2世と対立した大司教トマス・ベケットが殉教したことから、多くの巡礼者が訪れる聖地となった。カンタベリーにある聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会とともに、世界遺産に登録されている。ロンドンビクトリア駅からカンタベリーイースト駅まで列車で約1時間30分、駅から徒歩約10分の場所にある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンタベリー大聖堂
かんたべりーだいせいどう
Canterbury Cathedral

ロンドンの東南東85キロメートルのカンタベリーにあり、イギリス国教会(イングランド教会)の総本山になっている大聖堂。カンタベリーが6世紀にサクソンケント王国の首都になり、イングランド最初の司教座(のちに大司教座に昇格)が置かれたのが起源。チョーサーの『カンタベリー物語』に生き生きと描かれているように、中世には巡礼地としても人気が高かった。現在の大聖堂は1070年から1503年にかけて造営され、東西二重の袖廊(そでろう)があるところなどにロマネスク式の原形が認められるが、全体としてはイギリス後期ゴシック独特の垂直様式の要素が強い。西袖廊の左側に、1170年に殉教した大司教トマス・ベケット記念の場がある。1988年に聖オーガスティン大修道院と聖マーティン教会とともに世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。[紅山雪夫]

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