デジタル大辞泉
                            「ガーンジー島」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    ガーンジー[島]
Guernsey Island
        
              
                        イギリス南部,イギリス海峡にあるチャンネル諸島中第2の島。面積63km2,人口6万(2001)。温暖な気候を利用して,北部の低地では花卉(かき),ブドウ,トマトなどの市場園芸が,南部の台地ではガーンジー種の乳牛飼育が盛んなほか,イギリス,フランスからの観光客が多く,空路も開設されている。フランスのコタンタン半島の西方沖に位置するため,11世紀ころからノルマン人が入植し,現在でもノルマン・フランス語が日常語となっている。行政的にも王室直轄地として,独自の法体系,議会を有する。第2次世界大戦ではドイツ軍に占領された。中心都市は東岸のセント・ピーター・ポート。
執筆者:長谷川 孝治
 
    
        
    出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
	
    
  
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                    ガーンジー島
ガーンジーとう
Island of Guernsey
        
              
                        イギリス海峡南部にあるイギリス領チャネル諸島の第2の島。同諸島最大のジャージー島の北西約 30kmにある。ローマ人はサルニア島と呼んだ。南部は低い台地,北部は砂質の低地からなる。温和な気候と肥沃な土壌に恵まれ,市場園芸が盛んで,ジャガイモ,ブドウ,トマト,花卉などをイギリス本土に出荷。乳牛のガーンジー種の飼育で知られ,酪農も重要。また保養・観光地としても知られる。 11世紀初め,ノルマンディーからノルマン人が入植,現在もノルマン系の住民が多い。英語が常用語で,現在フランス語に代って公用語にもなっている。主要都市セントピーターポート。面積 78km2。人口 6万5300(2011推計)。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内のガーンジー島の言及
    		
      【チャンネル[諸島]】より
        
          
      …フランスではノルマンディー諸島Îles Normandesと呼ぶ。フランスのコタンタン(ノルマンディー)半島の西,サン・マロ湾の入口に位置し,ジャージー,ガーンジー,オルダニー,サークの主要4島から構成され,総面積195km2,人口約15万(1995)。古生代のアルモリカン山系に属して平たん地が広く,また温暖な海洋性気候のため,トマト,ジャガイモ,花卉,果樹の促成栽培とジャージー種,ガーンジー種の乳牛で知られる酪農が主産業となっており,イギリス本土市場へ出荷される。…
      
     
         ※「ガーンジー島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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