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キョクアジサシ キョクアジサシ Sterna paradisaea; arctic tern

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キョクアジサシ
キョクアジサシ
Sterna paradisaea; arctic tern

チドリ目カモメ科。全長 38cm。頭部は黒く,背面は淡灰色,腹部は白色。嘴と脚は赤色。北半球高緯度地域で繁殖し,冬は南極付近にまで渡る。渡り鳥のなかでも長距離の移動をするので有名である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

キョクアジサシ

北極と南極を1年で行き来する渡り鳥。飛ぶ距離は年間約4万キロと、渡り鳥の中で最も長い。夏に北極で卵を産んで子育てをし、冬になると南極まで飛んでいく。北極と南極を結ぶ主なルートは、欧州・アフリカ西海岸沿いと、南北アメリカ大陸の西海岸沿いの二つだ。南極では卵を産まない。寿命は20〜30年とみられるが、詳しい生態はよく分かっていない。

(2006-07-27 朝日新聞 夕刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キョクアジサシ
きょくあじさし / 極鰺刺
Arctic tern
[学]Sterna paradisea

鳥綱チドリ目カモメ科の海鳥。全長35センチメートルほどの中形種である。北極を取り巻く高緯度地方で繁殖し、ヨーロッパおよびアフリカの西海岸、北および南アメリカ西海岸に沿って南下し、南極海域まで渡って越冬し、翌春ふたたび北上する。もっとも長距離の渡りをする鳥の一つである。北極、南極で白夜の夏を過ごし、おもに日が長い所を渡るので、明るい所にいる時間がもっとも長い動物でもある。繁殖および渡りのとき換羽をせず、越冬地ですばやく済ます。海岸近くの砂礫(されき)地に集団で営巣し、1腹2~3卵を産む。魚のほか甲殻類も食べる。1歳鳥は南半球にとどまり、2歳で北上し、3歳で初めて営巣する。日本での記録はまだない。[長谷川博]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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