クッキー(読み)クッキー(その他表記)cookie

翻訳|cookie

デジタル大辞泉 「クッキー」の意味・読み・例文・類語

クッキー(Cookie)

ウェブサイトから送信され、ブラウザーを通じて利用者コンピューターに一時的に保存される情報ファイルのこと。またはその仕組み。クライアントの識別に利用される。

クッキー(〈アメリカ〉cookie)

小麦粉バター・砂糖・卵・牛乳・香料などを加えて焼いた菓子。→ビスケット

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精選版 日本国語大辞典 「クッキー」の意味・読み・例文・類語

クッキー

  1. 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] cookie, cooky ) 小麦粉、砂糖、バターなどを混ぜ合わせて焼いた菓子。
    1. [初出の実例]「ビスケットと言っても、これはクッキーである」(出典:ロッパ食談(1955)〈古川緑波〉甘話休題I )

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IT用語がわかる辞典 「クッキー」の解説

クッキー【cookie】

ウェブブラウザーに保存された情報をウェブサーバーとの間でやり取りする仕組み、または保存された情報。利用者の識別、過去に訪問したウェブサイトの履歴の参照に用いられる。主な用途として、オンラインショッピングインターネットバンキングを繰り返し利用する際に、クッキーをもとに利用者を特定してログイン情報の入力の手間を省くことなどが挙げられる。◇「HTTP cookie(エイチティーティーピークッキー)」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「クッキー」の解説

クッキー

ウェブサーバーからブラウザに送られ、パソコンに保存される情報ファイルと、そのファイルをやり取りする仕組みのことです。クッキーを利用するウェブサイトにアクセスすると、識別用のファイルが自分のパソコンのハードディスクに記録されます。クッキーが保存された状態で同じウェブサイトにアクセスすると、逆にパソコンからそのファイルが送信され、ウェブサイト側で一度アクセスしたパソコンを特定できるのです。
クッキーは、特別なログイン操作をしなくても利用者ごとにページのデザインを変更できる機能や、ウェブページにアクセスした回数などを記録するのに使われます。広告配信などの目的で、ウェブサイトの閲覧履歴などの行動データを集めるのに利用されることもあるため、ウェブブラウザセキュリティ・ソフトで遮断できるようになっています。
⇨ウェブサーバー、スパイウエア

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クッキー」の意味・わかりやすい解説

クッキー
くっきー
cookie

ビスケットの一種で、クッキーはアメリカ式の呼び名。一般にビスケットより脂肪分を多く配合し、さくさくとした手作り風に仕上げたものが多い。アメリカへ渡ったオランダ人によってつくられたものが広まったもので、オランダ語の菓子を示すkoekと、小さいことを示すjeからなる合成語koekie(koekjeの異形)から名づけられた。チョコレート、ナッツ、レーズンなど、各種の副材料を配合し、形もさまざまである。

河野友美・山口米子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クッキー」の意味・わかりやすい解説

クッキー
cookies

小麦粉を主原料とした焼き菓子。イギリスではビスケットの一種として取扱われている。普通のビスケットに比べてバターなどの脂肪分を多く使っているのが特徴で,アメリカではクッキーという言葉が一般化されている。一説にはビスケットは機械製,クッキーは手作りという分け方がある。バター,ショートニング,サラダ油などの脂肪に小麦粉,鶏卵,砂糖,牛乳,食塩,重曹,場合によってはナッツ,チョコレートなども加えて,種をつくり,型抜きしたり,しぼったりして種々の型をつくりオーブンで焼く。

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知恵蔵 「クッキー」の解説

クッキー

「Cookie」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「クッキー」の解説

クッキー【cookie】

小麦粉・バター・砂糖・香料などを混ぜ合わせ、成形してオーブンで焼いた小型の洋菓子。◇ほぼ同じものをアメリカでは「クッキー」、イギリスでは「ビスケット」という。日本では、「クッキー」は一般的に「ビスケット」に比べて砂糖・バターの配合が多く、さっくりした食感でぜいたくな風味のものをさすことが多い。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

百科事典マイペディア 「クッキー」の意味・わかりやすい解説

クッキー

小麦粉,バター,鶏卵,砂糖などを材料として好みの形を作り,天火で焼き上げた菓子。製法はビスケットと同じであるが,一般にバターなど脂肪分が多く風味豊かに作られたものをいう。

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DBM用語辞典 「クッキー」の解説

クッキー【cookies】

コンピュータのハードディスク上に、ブラウザによって保管された履歴情報。これによって、そのウェブサイトにすでに訪れたかどうか、また、オンライン・ショッピングのショッピング・カートに商品を入れ残したかどうかなど、コンピュータが認識する。

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改訂新版 世界大百科事典 「クッキー」の意味・わかりやすい解説

クッキー
cookie

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デジタル大辞泉プラス 「クッキー」の解説

クッキー〔キャラクター〕

キャラクター事業のサンエックスが製作したキャラクターシリーズ「ウッキーモンキー」のメインキャラクター。しっぽがハートの形をしたピンク色のサル。

クッキー〔チェーン店〕

株式会社クッキーが展開していたスーパーマーケットのチェーン。主な出店地域は鹿児島県。

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栄養・生化学辞典 「クッキー」の解説

クッキー

 ビスケットともいう.コムギ粉,バターなどを主原料として焼いて作る菓子.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「クッキー」の解説

クッキー

cookie」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のクッキーの言及

【ビスケット】より

…副材料としては,砂糖,はちみつなどの糖類,バター,ショートニングなどの油脂,卵,乳製品,食塩,膨張剤(おもにベーキングパウダー),香料などのほか,チョコレート,ココア,乾燥果物,ナッツ類,ジャムなどを使うこともある。イギリスでビスケットと呼ばれるものの大部分が,アメリカではクッキーcookie,フランスではサブレsabléと呼ばれる。日本ではビスケット,クッキー,サブレなどの語が用いられているが,これらの間に明確な区別があるわけではなく,副材料の卵や乳製品の量が多く,より手作り的なものをクッキー,サブレと呼ぶことが多い。…

※「クッキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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