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クラックホーン クラックホーンKluckhohn, Clyde Kay Maben

4件 の用語解説(クラックホーンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クラックホーン
クラックホーン
Kluckhohn, Clyde Kay Maben

[生]1905.1.11. アイオワ,ルマース
[没]1960.7.29. マサチューセッツケンブリッジ
アメリカ文化人類学者。ウィーンオックスフォードハーバードの各大学で人類学を学び,1935年以来ハーバード大学人類学科で教え,また,47年からロシア研究所の所長をつとめるなど広範な活動を行なった。

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百科事典マイペディアの解説

クラックホーン

米国の文化人類学者。1935年以来ハーバード大学で教鞭をとる。彼の学問体系はナバホインディアンの実証的研究と文化概念の理論的研究に二大別され,特に後者では文化を全体的・動的に把握することに努めた。

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世界大百科事典 第2版の解説

クラックホーン【Clyde Kluckhohn】

1905‐60
アメリカの文化人類学者。アイオワ州生れ。ナバホ・インディアンの野外調査をもとに,パーソナリティ形成過程の研究に従事した。R.ベネディクト文化統合形態論を整理してパーソナリティ論へ発展させ,さらにT.パーソンズらとともに〈行為〉の理論の基本的な枠組みを作りあげた。1937年ハーバード大学のスタッフになって以後同大学ロシア研究所初代所長となり,また,アメリカ人類学会の会長にもなったことが示すように,さまざまな学問分野を統合する特異な能力をもっていた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クラックホーン
くらっくほーん
Clyde Kluckhohn
(1905―1960)

アメリカの文化人類学者。ニューメキシコ州に住む先住民ナバホについて長期の研究を行った。ボアズFranz Boasに始まるアメリカ特有の「綜合(そうごう)人類学」の最後の継承者といわれ、その研究領域は自然人類学、考古学にまで及ぶが、最大の功績は1930年~40年代のアメリカで出発した「文化とパーソナリティー」論を発展させたことで、隣接分野との学際的協力を目標としてハーバード大学に開設された社会関係学部の教授として、文化人類学と心理学、精神医学との相互協力を推進した。ただし当時の精神分析学の図式的解釈に対しては批判的で、フィールドワークの具体的資料に基づく分析の方向を強調し、ナバホをはじめ、アメリカ・インディアン諸部族の性格形成を中心に分析を進めたが、晩年には価値観の比較研究を組織的に行った。なお数回来日し、日本の文化人類学に与えた刺激は大きい。著書として共著も含め『ナバホのウィッチクラフト』Navaho Witchcraft(1944)、『ナバホ』The Navaho(1946)、『ナバホの子どもたち』Children of the People(1947)、『人間のための鏡』Mirror for Man(1949)その他がある。[祖父江孝男]
『クラックホーン著、光延明洋訳『人間のための鏡』(1971・サイマル出版会)』

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世界大百科事典内のクラックホーンの言及

【文化】より

…そしてある文化類型をディオニュソス型,他をパラノイド型と呼んだりしたが,後にこのとらえ方に見られる心理学的方法は,批判を受けた。C.クラックホーンは文化類型を,儀礼や挨拶のしかたに見られるような,人間の秩序づけられた行動の連続性を表すのに用いた。【吉田 禎吾】。…

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