クリーム(食品)(読み)クリーム

百科事典マイペディア 「クリーム(食品)」の意味・わかりやすい解説

クリーム(食品)【クリーム】

乳製品の一つ。生クリーム通称牛乳を深い容器に半〜1日静置し,表面に分離した脂肪質分を集めるか遠心分離機でかたよせる。脂肪分が18%(牛乳は3%強)以上と定められている。そのままコーヒー,ココアなどに加え風味を添えたり,菓子や料理の材料とする。サワークリームはクリームを乳酸発酵させたもので,おもに料理用。ホイップクリームクレームシャンティイー)はクリームに砂糖,香料を加えあわ立てたもので,シュークリームに入れたり果物に添えたりする。なお牛乳,バター,卵などにデンプン類を加えてクリーム状にしたものも広くクリームと呼ばれている。
→関連項目乳製品

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報