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乳糖 にゅうとう lactose

翻訳|lactose

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

乳糖
にゅうとう
lactose

化学式 C12H22O11哺乳類の乳の中に約5%含まれている二糖類で,D-グルコース (ブドウ糖) とD-ガラクトースが結合したもの。ラクトースともいう。α体とβ体の2種がある。α体は1分子の結晶水を有し,融点 202℃。

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デジタル大辞泉の解説

にゅう‐とう〔‐タウ〕【乳糖】

哺乳類の乳に含まれている二糖類。わずかに甘い、無色結晶。加水分解でぶどう糖とガラクトースになる。人工乳などに利用。化学式C12H22O11 ラクトース。

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百科事典マイペディアの解説

乳糖【にゅうとう】

ラクトースとも。ガラクトース1分子とブドウ糖1分子から構成される二糖類。乳に含まれ(人乳約7%,牛乳約4.5%),植物ではレンギョウの花粉などに含まれる。α‐乳糖とβ‐乳糖の2つの異性体があり,β‐乳糖の方が溶解度が高く,甘みも強く,消化しやすい。
→関連項目乳製品乳糖不耐症

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栄養・生化学辞典の解説

乳糖

 →ラクトース

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世界大百科事典 第2版の解説

にゅうとう【乳糖 milk sugar】

ラクトースlactoseともいう。哺乳類の乳汁中に存在する糖で,乳汁中の糖のほとんどを占めている。人乳には約7%,牛乳には約4.5%含まれている。植物ではレンギョウの花粉やサポジラの実に含まれることがある。工業的にはチーズ製造の副産物であるホエーから調製される。ガラクトースとグルコースより成る二糖類で,甘みは弱く,ショ糖の16~28%である。αおよびβの2種類の異性体があり,α‐乳糖には無水物と,結晶水1分子をもつ水和物が存在する。

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大辞林 第三版の解説

にゅうとう【乳糖】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乳糖
にゅうとう

乳汁中に含まれるおもな炭水化物で、ラクトースともいう。[不破英次]

人体との関係

小腸粘膜の微絨毛(びじゅうもう)上に存在するラクターゼの作用で膜消化され、ガラクトースとグルコースとなり吸収される。ガラクトースは体内でグルコースから合成されるが、乳幼児では脳のガラクトースを含む構成成分の合成が円滑に行われるように、母乳から乳糖の形で供給している。[不破英次]

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世界大百科事典内の乳糖の言及

【栄養】より

…すなわち炭素と水とが化合した形のものであり,この意味から含水炭素とも呼ばれていた。炭水化物には多数の種類があるが,なかでもデンプン,ショ糖,乳糖が重要である。(1)デンプン 米,麦などの穀類やいも類に多量に含まれ,食品の炭水化物中大部分を占める。…

【牛乳】より


【成分】
 牛乳の成分中では,水分がもっとも多くて約88%を占めている。この中に乳糖および無機質は溶解しているが,脂肪(脂質)は乳濁液(エマルジョン)となり,タンパク質はコロイド状の懸濁液(サスペンジョン)となってそれぞれ分散している。牛乳の外観が白色不透明なのはこのためである。…

【炭水化物】より

…少糖は単糖が2~20個程度,多糖はさらにそれ以上結合したものである。単糖の例としてはブドウ糖(グルコース),ガラクトース,また少糖の例としてはグルコースが2分子結合した麦芽糖(マルトース),グルコースと果糖(フルクトース)が結合したショ糖(砂糖),グルコースとガラクトースが結合した乳糖(ラクトース)をあげることができる。多糖にはデンプングリコーゲンセルロースなどがある。…

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