コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クロウメモドキ科 クロウメモドキかRhamnaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロウメモドキ科
クロウメモドキか
Rhamnaceae

双子葉植物クロウメモドキ目の1科。約 60属 900種があり,全世界に分布するが特に乾燥地に多い。大半は低木で,高木やつる性の種類もある。とげをもつものが多い。葉は単純形で,複葉や裂葉となることはない。花は小型で花序をなし,通常は両性花萼片花弁とも5または4枚。おしべはこれらと同数で,基部花盤がよく発達し,花弁が細い足 (舷部) でこの花盤につく。子房は1室または数室で熟すと乾果となり,開裂するものとしないものとがある。中国原産のナツメ () は古くから薬用食用に栽培されてきた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロウメモドキ科
くろうめもどきか
[学]Rhamnaceae

双子葉植物離弁花類。落葉または常緑の木であるが、つる性となるものもある。枝あるいは托葉(たくよう)の変形した刺(とげ)をつけるものが多い。葉は単葉で分裂しない。花は小形で放射相称をなすので、集散花序か円錐(えんすい)花序につく。花盤が発達するので、ニシキギ科に似るが、クロウメモドキ科は雄しべが花弁と対生するので異なる。果実は核果か翼果。世界に広く分布し45属550種がある。日本にはクロウメモドキ、ケンポナシなど6属17種が分布し、ナツメが栽培される。[門田裕一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のクロウメモドキ科の言及

【クロウメモドキ】より

…山地に生えるクロウメモドキ科の落葉低木で,枝の先が変形したとげをもつ(イラスト)。葉は長枝に,ややずれた対生でつくか,短枝に束生し,倒卵形で微細な鋸歯があり,微小な托葉がある。…

※「クロウメモドキ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

クロウメモドキ科の関連キーワードカスカラサグラダクロウメモドキサンソウニン須岐奈都女ログウッドタイソウ深山熊柳大黒梅擬小鳥不止横倉の木穂長熊柳佐禰布止佐禰布度核太棗大熊柳奈豆女手棒梨黒薔薇磯の木鳥不登

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android