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クロユリ

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百科事典マイペディアの解説

クロユリ

北海道,本州中北部の高山の草原にはえ,千島,カムチャツカにも分布するユリ科の多年草。鱗茎は球形で,多数の白色の鱗片からなる。茎は高さ10〜40cm,披針形の葉を数段輪生する。
→関連項目ユリ(百合)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロユリ
くろゆり / 黒百合
[学]Fritillaria camschatcensis (L.) Ker-Gawl.

ユリ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)より高さ10~50センチメートルの茎を出し、数段の輪生葉をつける。葉は披針(ひしん)形、開出し、長さ3~7センチメートル、幅1~3センチメートル。7~8月、茎頂に黒紫色、広鐘形の花を開く。高山に生育するものは2n=24の二倍体で、花が1~2個であるのに対し、北海道以北の低地に生育するものは2n=36の三倍体で、より大形の花を3~7個つける。短い花柄がある。花被片(かひへん)は6個、菱(ひし)状長楕円(ちょうだえん)形または倒披針状楕円形、先は鈍くとがり、長さ2.5~3センチメートル、内面基部に腺体(せんたい)がある。雄しべは長さ1.5ミリメートル内外、花柱は基部から3裂する。果実は長さ2~2.5センチメートル、倒卵形、直立につく。三倍体は稔性(ねんせい)がない。名は、花色にちなんでつけられ、富山県立山(たてやま)などで古くからいろいろの伝説がある。本州中部以北の高山、千島、カムチャツカから北アメリカに広く分布する。[河野昭一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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