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グループ・ワーク グループワーク

百科事典マイペディアの解説

グループ・ワーク

ソーシャル・グループ・ワークともいう。社会福祉援助技術の一つで,対象者グループをつくり,集団内での人間関係調整や集団活動等を通して,対象者の社会生活能力の回復・改善,強化を図り,問題解決を図る方法。
→関連項目ソーシャル・ワーカー

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グループ・ワーク
ぐるーぷわーく
group work

正式にはソーシャル・グループ・ワークsocial group workといい、アメリカ社会事業理論において、ケースワーク、コミュニティ・オーガニゼーションと並んで、主要な方法・技術の一つとされる。これについて広く知られているコノプカGisela Konopka(1910―2003)の定義は次のとおりである。「社会事業の一つの方法であり、意図的なグループ経験を通じて、個人の社会的に機能する力を高め、また、個人、集団、地域社会の問題により効果的に対処しうるよう、人々を援助するもの」。専門職の社会事業従事者であるグループ・ワーカーは、グループ・ワークを通じて、小集団とその成員たちに働きかける。それは、彼らに、集団帰属による安定感、社会的行動の学習の機会、個人ではできないことを協力して達成する経験などを提供しつつ、社会福祉の各領域で直面する問題の解決にふさわしい小集団をつくりだしてゆく。最初は、1930年代のアメリカで青少年問題対策やセツルメント活動の領域においてグループ・ワークは使われた。第二次世界大戦後、社会福祉の全分野で採用されるようになり、福祉施設における生活指導や相談、精神保健リハビリテーションなどで活用されるようになった。しかし、先進資本主義国家においては、福祉国家体制が形成されたころから、グループ・ワークに対する理論的・実践的関心は低下してきている。[副田義也]

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