ケイ灰石(読み)けいかいせき(英語表記)wollastonite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケイ灰石」の意味・わかりやすい解説

ケイ灰石
けいかいせき
wollastonite

CaSiO3三斜晶系に属する鉱物硬度 4.5~5,比重 2.87~3.09。白色ないし灰白色真珠光沢石灰質接触および広域変成岩に出現する CaSiO3 鉱物は大部分ケイ灰石で,柘榴石,ベスブ石,透輝石などを伴う。床や壁のタイル,電気絶縁材などとして窯業に使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android