コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ケルマーンシャー Kermānshāh

百科事典マイペディアの解説

ケルマーンシャー

イラン西部の都市。旧称バーフタラーンBakhtaran。イランのクルド族の中心地バグダッドハマダーンを結ぶ交通の要地で,シーア派イスラム教徒の巡礼路にある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ケルマーンシャー【Kermānshāh】

イラン西部,イラクとの国境に近い都市。同名州の州都。キルマーンシャーKirmānshāhともよばれる。人口66万6000(1994)。ザーグロス山脈の北西部に位置し,古くから同地方の中心地として栄えた。町の起源は,ササン朝時代にさかのぼり,640年ころアラブ・イスラムの支配下に入った。16世紀以降は,東西に対峙するサファビー朝とオスマン帝国の係争の地となるとともに,この地を拠点にした在地のザンガナ家やカージャール朝の王族の台頭がみられた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケルマーンシャー

バーフタラーン」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケルマーンシャー
けるまーんしゃー
Kermnshh

イラン西部、ケルマーンシャー州の州都。人口69万2986(1996)。ササン朝のバフラーム4世が建設した古い町で、イランとイラクを結ぶ通商路上にある。冬寒く夏は非常に暑い。クルド人やトルコ系住民が多く、小麦のほか、遊牧民による良質の羊毛の産地として名高い。近郊にナフティシャー油田の精油所がある。ターク・イ・ブスターン(イランではターケ・ブスターンとよぶ)などササン朝期の遺跡も町の周辺に散在している。[香川優子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ケルマーンシャーの関連キーワードターク・イ・ブスターン遺跡グーリーガルエ洞窟ザーグロス[山脈]バーフタラーン州クルディスターンラーフーティーカンガーバルビソトゥーンベヒスタンレッシングクルド族イラン

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android