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ケンプ Kempff, Wilhelm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケンプ
Kempff, Wilhelm

[生]1895.11.25. ユータボーク
[没]1991.5.23. サレルノ,ポジターノ
ドイツのピアニスト,作曲家。教会音楽家であった父のもとに育ち,ベルリンで作曲を R.カーンに,ピアノを H.バルトに学ぶ。 1924~29年,シュツットガルト音楽院長。 36年以来しばしば来日して,ベートーベンのソナタやショパンの演奏で感銘を与えた。即興演奏の名手でオルガン奏者としても知られる。作品は交響曲,協奏曲,オペラなど。

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デジタル大辞泉の解説

ケンプ(Wilhelm Kempff)

[1895~1991]ドイツのピアノ奏者。ベートーベンをはじめ、ドイツ古典派・ロマン派の正統的解釈で知られる。

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百科事典マイペディアの解説

ケンプ

ドイツのピアノ奏者。祖父・父・兄ともにオルガン奏者という家庭に育ち,ベルリン音楽大学在学中の1916年デビュー。1924年−1929年シュツットガルト音楽大学学長。

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世界大百科事典 第2版の解説

ケンプ【Wilhelm Kempff】

1895‐1991
ドイツのピアノ奏者。ベルリン音楽大学をメンデルスゾーン賞を得て卒業。翌1918年ベルリン・フィルハーモニーと協演。以来,活発な演奏活動を行うかたわら,教育と作曲でも成果をあげている。ケンプの演奏技術は必ずしも高いとはいえず,またレパートリーもドイツの古典派とロマン派を中心とし,広くはないが,穏やかで暖かみを感じさせる独特の演奏で人気がある。36年初来日。【岩井 宏之】

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大辞林 第三版の解説

ケンプ【kemp】

細胞の枯死した羊毛。短く、堅い。普通は取りのぞかれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケンプ
けんぷ
Wilhelm Kempff
(1895―1991)

ドイツのピアノ奏者。ベートーベン演奏家として日本で非常な人気を博し、多くの影響を及ぼした。ユーターボク生まれ。ベルリン音楽大学でピアノと作曲を学び、1917年に卒業、翌年ベルリン・フィルハーモニーの独奏者に起用されて注目され、以後、独奏、室内楽演奏、教育、作曲と幅広い活動を行っている。36年(昭和11)に初来日し、温かい、味わい深い演奏で日本の聴衆の心をつかみ、第二次世界大戦後頻繁に来日を重ねた。演奏技巧に多少難点はあるものの、ベートーベンのソナタの緩徐楽章、ブラームスの小品、バッハの演奏にかけては独自の境地に達しており、音楽の本質的な楽しみを語りかけることができる名手の一人であった。[岩井宏之]

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