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コケムシ(苔虫) コケムシ

世界大百科事典 第2版の解説

コケムシ【コケムシ(苔虫)】

外肛動物門Ectoproctaに属する無脊椎動物の総称。触手動物門コケムシ綱Bryozoaとする場合もある。外形が植物のコケに似ているところからこの名がある。体長1mmたらずの個虫が多数集まって樹枝状,盤状,塊状など種々な形の群体をつくり,岩,貝類,海藻などに付着している。ホンダワラコケムシでは全長1mもの大きさになる。大部分は海産で,潮間帯から深海に分布しているが,少数のものは各地の湖沼に産する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のコケムシ(苔虫)の言及

【群体】より

…これに対して殻などの死んだ物質により接着するのみで,互いの連絡がない場合は,偽群体pseudcolonyとよぶ。群体をつくる生物には,植物ではラン藻植物,緑藻植物などがあり,動物では原生動物,海綿動物,刺胞動物,内肛動物,コケムシ類,ホヤ類が知られている。群体は外部形態から,(1)個員が互いに一直線につらなる線状群体,(2)全体が樹状につらなった樹状群体,(3)球形を構成する球状群体,さらに(4)底部をもち互いに連絡して芝草状になる叢状群体などに区別される。…

※「コケムシ(苔虫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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