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コチョウラン

百科事典マイペディアの解説

コチョウラン

ヒマラヤ,インドから東南アジアなどに原産するラン科の着生植物で,約50種がある。属名をファレノプシスといい,園芸的に鉢物や切花として栽培されるのは,幅の広い半円形の側花弁をもち,唇弁にひげ状の突起をもつタイプが多い。これらは,ファレノプシス・アマビリスやファレノプシス・アフロディテといった白色系の原種,あるいはファレノプシス・シレリアナのような桃色系の原種から改良された交雑種である。短い茎に多肉質で幅広い葉を互生し,葉腋から弓状にのびる細長い花茎に数〜数十花を列生させる。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

コチョウラン

東南アジア原産のラン科の多年生植物で、チョウに似た花が一株に何輪も連なる。年中栽培され、「幸福が飛んでくる」という花言葉や、香りがなく場所を選ばないことから、開店祝いなどに贈られることが多い。3本立ちで1鉢あたり1万~3万円。宮崎では、輸入した苗を高温室と低温室で15~18カ月ほど育ててから寄せ植えをし、針金で向きをそろえて出荷する。

(2017-06-17 朝日新聞 夕刊 1社会)

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世界大百科事典 第2版の解説

コチョウラン【Phalaenopsis】

ファレノプシスの名でよく知られ,切花,鉢花にされるコチョウラン属Phalaenopsisのランの総称。本属は約50種を含み,インド,マレーシア,東南アジアの多湿地帯の樹上に着生する。日本への渡来は明治末期。ほとんど茎は見えない。4~5枚の左右にひろがる広くて舌状の葉があり,基部は短い葉柄になり茎をつつみ,その茎より気根を出す。花茎は葉腋(ようえき)から現れ,直立もしくは斜上し,その先端に花を円錐花序につける。

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