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コナラ(小楢) コナラQuercus serrata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コナラ(小楢)
コナラ
Quercus serrata

ブナ科の落葉高木。古名をハハソ (柞) という。単にナラ (楢) ということもある。山野に広く自生し,温帯の落葉広葉樹林帯の下部に生じる。雑木林のなかではあまり大きくならないが,十分生長すると高さ 17m,径 60cmに達する。葉は長さ5~12cmで互生し,短いが明瞭な柄があり,この点でミズナラ (水楢) と区別できる。葉身は倒卵状長楕円形で先端は鋭くとがり,基部は丸く,あらい鋸歯がある。若葉には両面に毛があるが,古い葉は表面は平滑,裏面に毛が残る。葉質もミズナラに比べて厚い。雌雄同株で,春早く黄緑色の紐のような尾状の雄花序を垂らす。果実は殻斗 (かくと) をもち,いわゆるどんぐりとなる。

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