コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コナーラク コナーラク Konārak

5件 の用語解説(コナーラクの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コナーラク
コナーラク
Konārak

インド東部,オリッサ州東部の村。ブバネスワル南東約 45kmのベンガル湾岸に位置。オリッサ寺院建築の最高水準を示すヒンドゥー教スーリヤ寺で有名。この寺院は,13世紀中頃ナラシンハ・ディバ王の統治時代に救癩のため太陽神に捧げられたもので,石彫の大車輪 12があり,高さ 30mの王の馬車を7頭の石のウマが引く形をしている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

コナーラク(Konarak)

インド中東部、オリッサ州の町。州都ブバネシュワルの南東約70キロメートルに位置する。13世紀に建立された古代インドの太陽神スーリヤを祭る寺院がある。本殿や祠堂の壁面にスーリヤの象徴とされる馬に引かれた馬車をはじめ、保存状態のよい浮彫が残っている。1984年、「コナーラクスーリヤ寺院」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。コナラク。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

コナーラク

インド,オリッサ州ブバネーシュワルの南東,ヒンドゥー教寺院遺跡で知られる村。遺跡は13世紀中葉の建築で太陽神をまつる。本殿の高塔は崩壊したが,現存する高さ約30mの拝殿や舞楽殿の壁面に馬,獅子(しし),象などの精巧な彫刻が施されており,1984年世界文化遺産に登録された。
→関連項目スーリヤ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

コナーラク【Konārak】

東インド,オリッサ州ブバネーシュワルの南東約66kmの海岸にほど近い村で,太陽神スーリヤを祀る巨大な石積寺院で知られている。正しくはコーナールカKoṇārka。ガンガ朝のナラシンハデーバ王(在位1238‐64ころ)によって建立され,本殿の高塔は崩壊したが,前殿ですら高さ約30mある。本殿と前殿との基壇側面は24個の大きな車輪を刻み7頭の馬が引く山車の形をとり,さらにその前方に舞楽殿がある。これらの壁面や前殿の屋上のテラスには,多くの奏楽舞踊の人物像,さまざまな動物像,官能的な男女の抱擁像(ミトゥナ)などがあり,風化のため表面がやや荒れてはいるものの柔らかで豊かな肉体表現に特色がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コナーラク
こなーらく
Konarak

インド、オリッサ州にあるヒンドゥー教の遺跡。ガンガー朝のナラシンハデーバ1世(在位1238~64)によって建てられた太陽神スーリヤを祀(まつ)る寺院で、南インドの中世ヒンドゥー教の寺院建築・彫刻の典型を示すものとして名高い。俗称「ブラック・パゴダ」はベンガル湾を航海する船の目標となったためつけられたもの。現在、広大な寺域にあるのはピラミッド形の前殿(高さ約33メートル)だけで、本殿はほとんど破壊されて基壇だけが残っている。本殿と前殿の高い基壇の両側面に、片側だけ12個ずつ彫られた直径約3メートルの車輪は、建築全体を大きな山車(だし)になぞらえてつくられたもので、車の浮彫りの装飾と基壇の側壁には、彫刻で男女交合の大胆なシーンが数多く表されている。また寺院守護のためにつくられた寺域両側の馬と象の彫刻は、巨像として優れたものである。1984年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。[永井信一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

コナーラクの関連キーワードカリンガオリッサオリッシ東インドサントネージュワインブバネーシュワルマハナディ[川]オリッサ[州]カンダギリ・ウダヤギリUdayagiri(インド,オリッサ州)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コナーラクの関連情報