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コムソモール Komsomol; Vsesoyuznyi Leninskii Kommunisticheskii Soyuz Molodëzhi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コムソモール
Komsomol; Vsesoyuznyi Leninskii Kommunisticheskii Soyuz Molodëzhi

ソ連の青年組織。正式名称は,全連邦レーニン共産主義青年同盟。 14歳以上 26歳までの男女で組織され,全人員約 4085万 (1987) を擁していた。 1917年の革命当時に団結した青年の組織として 18年に正式に発足。当初は約2万 2000の団員であったが 20年には 40万に達し,赤軍に参加し戦闘に従事した。革命の終結により,22年に団員の健康,スポーツ,教育,出版物発行を目的として再組織された。そのほか,モスクワの地下鉄工事などの特殊な建設事業にも参加した。あらゆる企業,機関内ばかりでなく,各学校にも学校コムソモール,学年コムソモールとして組織され,下部組織としてピオネール組織があり,優秀なピオネールが選ばれてコムソモールへの加入が許された。機関紙は『コムソモールスカヤ・プラウダ』。 91年8月のソ連共産党中央委の解散を受けて,全連邦コムソモールは指導部の活動停止を決議。これにより各共和国はそれぞれ独自に青年組織を改編することになり,ロシアでは共産党色を払拭したロシア連邦青年同盟が組織された。

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デジタル大辞泉の解説

コムソモール(〈ロシア〉komsomol)

共産主義青年同盟。ソ連の14歳から28歳までの男女を対象に、共産主義理念による社会教育的活動を目的として、1918年に創設された青年団体。1991年解散。

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百科事典マイペディアの解説

コムソモール

ソ連の青年組織。全連邦レーニン共産主義青年同盟の略称。共産主義の学習と共産主義社会の具体的建設をその目的とし,14〜28歳の男女で組織。1918年ロシア青年共産同盟として創設,1926年改称。
→関連項目コムソモリスク

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世界大百科事典 第2版の解説

コムソモール【Komsomol】

ソ連邦の共産主義青年同盟(正称は全ソ連邦レーニン共産主義青年同盟Vsesoyuznyi leninskii kommunisticheskii soyuz molodyozhi,VLKSMと略記)。共産党の指導の下に活動する青年組織であったが,1991年8月クーデタ事件の後に共産党活動が非合法化されるとともに,同年9月,共産党の青年部としてのコムソモールの組織も崩壊した。エリツィン時代には共産主義が批判され,青年たちは急速に共産主義運動から離れている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コムソモール
こむそもーる
комсомол komsomol ロシア語

ソ連の14歳から28歳までの青年男女の政治組織。正式名称を「全ソ連邦レーニン共産青年同盟」という。1918年10月29日に創設された。コムソモールはソビエト共産党の若き予備軍として、その加入にあたっては、学校での勉学、日常の行動、社会的労働への参加度といった面から厳密な審査が行われた。コムソモールの主要な任務は、ソビエト共産党の青年教育活動を援助して、労働を愛し高い教養を身につけた共産主義者を育成すること、プロレタリア国際主義に基づく国際協調の精神を育成することなどであった。
 コムソモールは、各種の企業や機関のほか、学校や大学にも組織されており、学習活動をはじめとして、クラブ、公開講座、政治討論会などの政治活動や社会奉仕活動を自主的に計画し実行していた。ピオネール(レーニン記念全ソ連邦ピオネール)組織を指導し、その活動を援助することもコムソモールの重要な活動の一つであった。1983年時点の組織人員は約4200万人。機関紙『コムソモールスカヤ・プラウダ』など、出版物の発行もしていたが、コムソモール組織は1991年のソ連崩壊以後活動を停止、解散した。[川野辺敏]

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世界大百科事典内のコムソモールの言及

【ピオネール】より

…英語ではピオニール。ピオネールの掟の中にはすべての子どもの模範となること,コムソモール(青年共産同盟)に入る準備をすることが掲げられていた。7歳から9歳までの児童組織をオクチャブリャータと呼び,ピオネールに入る準備段階である。…

※「コムソモール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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