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コモン・センス Common Sense

翻訳|Common Sense

世界大百科事典 第2版の解説

コモン・センス【Common Sense】

アメリカを独立に踏み切らせるのに大きな役割を果たしたT.ペインパンフレット。1776年1月フィラデルフィアで刊行され,世襲君主制の否定とイギリス本国からの独立を当然の常識common senseであると直截簡明に訴え,3ヵ月で12万冊売れたという。1775年4月より本国と植民地間とでは武力衝突が行われ,アメリカ人の間で独立への気運は醸成されつつあったが,イギリス国王に対する忠誠心,イギリス人であることの意識のゆえに,独立に踏み切れずにいた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のコモン・センスの言及

【アメリカ独立革命】より

…とともに,戦争が長引くにつれ,植民地人の間で本国への反感が強まり,独立への気運が増大してくる。その気運を一挙にすすめたのが,独立を当然のこととして説いた76年1月のトマス・ペインの《コモン・センス》であった。大陸会議も76年5月各植民地に新政府設立を勧告し,バージニアなど新憲法を制定し始めた。…

【ペイン】より

…アメリカ独立革命を促進した啓蒙的文筆家。コルセット職人の子としてイギリスに生まれ,各種の職についたがいずれも成功せず,1774年アメリカへ移住,76年1月小冊子《コモン・センス》を刊行,イギリス領アメリカ諸植民地の独立を訴え,アメリカの人心に多大な影響を与えた。その後植民地軍に従軍,《危機》と題する小冊子(全16編)を次々に刊行して,兵士の士気の鼓舞に努める。…

※「コモン・センス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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