コロッケ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コロッケ

西洋風揚げ物料理の一種。フランス語クロケット croquetteの転訛した呼称で,コルク栓状のその形からの名称。肉,魚介類を下調理し,それをソースで,あるいはゆでたじゃがいもや飯などと混ぜ合せてまとめ,小麦粉,卵,パン粉をまぶし,好みの形 (木の葉形,俵形など) に整え,きれいな焦げ色がつくまで揚げる。一品料理として,また,つけ合せとして,ときには温かい前菜として供される。

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百科事典マイペディアの解説

コロッケ

西洋の揚物料理の一種。フランス語のクロケットcroquetteの転訛(てんか)語。肉類,野菜などをあらかじめ加熱しておき,これを濃い白ソースあるいは裏ごしジャガイモにまぜこみ,小判形,俵形,角形などにまとめ,とき卵をつけパン粉をまぶして揚げる。材料によりハム,カニ,チキンなどの名を冠する。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

コロッケ【croquette(フランス)】

ゆでてつぶしたじゃがいもに炒めたたまねぎとひき肉を混ぜて俵形・小判形にまるめ、小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて揚げた料理。◇かに・えび・鶏肉などをベシャメルソースに混ぜ(じゃがいもを加えることもある)、小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて揚げたものをいうこともあるが、「クリームコロッケ」ということが多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

コロッケ

幕末・明治の文明開化期に,欧米から伝わった揚物料理クロケットを,日本風にアレンジした洋食の一種。欧米のクロケットは,ボイルもしくはソテーした魚貝,鳥獣肉,ハムなどをこまかく刻むか,またはそれらをすり身にし,これに,刻みタマネギと,スライスしたシャンピニオントリュフなどをソテーして加えた具に,ソース・ベシャメルやポテト・ピューレをあわせて好みの形をつくり,小麦粉,卵黄,パン粉の順に衣をつけて油で揚げ,トマトをベースにしたソースを添えるのが一般的である。

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大辞林 第三版の解説

コロッケ【croquette】

き肉・野菜・魚介などを、ゆでてつぶしたジャガイモかホワイト-ソースをつなぎにしてまとめ、パン粉をまぶして油で揚げた料理。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コロッケ
ころっけ

鶏肉、牛肉、豚肉、魚、エビ、カニなどを野菜とともに下調理し、ホワイトソースで和(あ)えて、コルク栓形にして揚げた揚げ物料理の一種である。
 名はイギリスのクロッケーcroquetというゲームに由来するといわれている。球(たま)を転がすゲームだが、転がすのに用いるものは木製で持ち手があり、球を打つところがコルクの栓をかたどってつくられている。コロッケには2種類あり、つなぎが違う。一つはホワイトソースを土台としてつくった洋風料理で、他はジャガイモをベースにした日本風のものである。日本風のコロッケは、1872年(明治5)刊の『西洋料理指南』にその調理法が紹介されているが、普及したのは昭和初期で、以来、一般家庭で広く親しまれている。[小林文子]

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367日誕生日大事典の解説

コロッケ

生年月日:1960年3月13日
昭和時代;平成時代のタレント(ものまね)

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精選版 日本国語大辞典の解説

コロッケ

〘名〙 (croquette から) 西洋風料理の一つ。肉や魚などをホワイトソースであえたものや、ゆでてつぶしたじゃがいもにひき肉をまぜたものを小判形や俵形にして、パン粉をまぶし油であげたもの。はやくから大衆的な洋風料理としてもてはやされた。〔西洋礼式作法料理法食事法(1886)〕
※東京学(1909)〈石川天崖〉二三「偶(たま)にはコロッケのやうな物を拵へて食はせるとか」

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