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コーニス(英語表記)cornice

翻訳|cornice

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コーニス
cornice

建築用語。古典建築エンタブラチュアの最上部に置かれる部材。建物を雨水から保護するために突出し,軒先の線を明確に形づくる役目を果す。現在では建物の最上部にあって壁面より突出した装飾的な水平帯をいうが,機能は古典建築と同じである。

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世界大百科事典 第2版の解説

コーニス【cornice】

洋風建物の外壁上端,屋根庇の下,天井と壁の境などに置かれる水平の細長い突出部。蛇腹と訳される。通常,反転曲線面や角面などを組み合わせたモールディング(刳形(くりがた))からなる。壁上端でなくても,建物の階境などに,水切り庇をかねてめぐらされることがある。コーニスのモールディングは,古典的建築では,オーダーごとにほぼその組合せ方や寸法比例が定まっていた。ミケランジェロ以後,モールディングを自由に彫刻的に扱う傾向が強まり,バロックの建築ではきわめて奔放なものとなる。

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大辞林 第三版の解説

コーニス【cornice】

ギリシャ・ローマ建築において、エンタブレチュアの最上部の水平帯。また、一般に洋風建築の軒・壁の頂部、階と階の区切りなどを取り巻く帯状の装飾。蛇腹じやばら。 → オーダー

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

コーニス【cornice】

➀洋風建築で、壁や軒(のき)の上部などに付けられた帯状の装飾。◇「蛇腹(じゃばら)」ともいい、取り付けられた位置によって「天井蛇腹」「軒蛇腹」などという。
➁ギリシャ・ローマ建築における、エンタブレチュア(梁(はり))の最上部の水平帯。

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世界大百科事典内のコーニスの言及

【ギリシア美術】より

…それらは普通は3段の階段状基壇をもち,縦のフルーティング(溝彫)をつけた円柱を立てる。その上に桁に相当するアーキトレーブ(エピステュリオン),小壁に相当するフリーズ(ディアゾマ),壁面より突き出たコーニス(ゲイソン)をのせる。これら,柱の上にのる構造物全体をエンタブラチュアと呼ぶ。…

※「コーニス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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