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コーヒーノキ コーヒーノキCoffea arabica; coffee

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コーヒーノキ
コーヒーノキ
Coffea arabica; coffee

アカネ科の常緑小高木で,熱帯アフリカ原産。熱帯各地で大規模に栽培されている。高さ4~6mに達し,水平に枝を伸ばす。葉は対生し,長さ 10cm前後の楕円形で濃緑色,光沢があり,縁にうねりをもつ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

コーヒーノキ

アラビアコーヒーノキほかがある。アフリカ原産のアカネ科の常緑の低木。革質で長楕円形の葉を対生し,白色の花を咲かせる。果実は楕円体状で紅紫色に熟しチェリービーンと呼び,中に2個の種子を含む。
→関連項目嗜好作物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コーヒーノキ
こーひーのき
coffee
[学]Coffea

アカネ科の常緑樹エチオピア原産で、嗜好(しこう)飲料のコーヒーをとるため、熱帯の高地で栽培される。代表種はアラビアコーヒーノキC. arabica L.で、高さ3~4.5メートル。葉は対生し、楕円(だえん)形で先はとがり、縁(へり)は波打つ。葉腋(ようえき)に短い花柄を群生し、花冠の先が数片に分かれた白色で芳香のある花を密につける。花は熱帯では年中咲き、温帯では晩夏から秋に咲く。果実は球形ないし楕円形で長さ1~1.5センチメートル、紅色から紫色に熟す。種子は普通は2個入っており、半球形で殻状の外皮(羊皮という)と薄膜状の内皮(銀皮という)とに包まれ、平らな面には1本の深い溝がある。
 コーヒーをとる植物はコーヒーノキ属に数種があるが、アラビアコーヒーノキがおもで、コーヒー生産の90%を占める。ロブスタコーヒーノキC. robusta Lindenはコンゴコーヒーノキともいい、コンゴ、ウガンダの原産で、幹も葉も大形である。病害虫に強く、低地の栽培に適している。発芽後2年目から収穫できて収量も多いが、品質はやや劣る。リベリアコーヒーノキC. liberica Hiernは熱帯アフリカ原産で、ロブスタ種よりも大形で樹高15メートルになる。果実も大形で低地の栽培に適するが、病害には弱く、品質は劣る。エキセルサコーヒーノキC. excelsa A.-Chev.はサハラ砂漠南方原産で、アラビアコーヒーノキとリベリアコーヒーノキの自然交雑種であるといわれている。[星川清親]

栽培

北緯25度から南緯25度までの熱帯で、年降水量1500ミリメートル以上の地域で栽培される。繁殖は普通は実生(みしょう)によるが、接木(つぎき)や挿木も可能である。実生では播種(はしゅ)後8~10か月で本畑へ定植する。樹間へマメ科のテフロシア(ナンバンクサフジ属)やクロタラリア(タヌキマメ属)などの樹木の種子を播(ま)き、幼樹の庇陰(ひいん)(暑さを避ける)、防風用とする。これらはマザーツリーとよばれ、その枝葉は緑肥にもする。収穫は開花後8、9か月にするが、通常は5年目から始め、20年くらいで更新する。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のコーヒーノキの言及

【コーヒー】より

…〈珈琲〉の字があてられる。
[コーヒーノキ]
 コーヒーの原料植物には数種があるが,アラビアコーヒーノキCoffea arabica L.(英名common coffee∥Arabian coffee)(イラスト)が,世界生産の90%を占める。ほかに同属のコンゴコーヒーノキC.robusta Linden(一名ロブスタコーヒーノキ),リベリアコーヒーノキC.liberica Bull.などが栽培されている。…

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