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ゴイシツバメシジミ ゴイシツバメシジミ Shijimia moorei

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴイシツバメシジミ
ゴイシツバメシジミ
Shijimia moorei

鱗翅目シジミチョウ科。タイワンゴイシシジミともいう。国の天然記念物に指定されているチョウの1種。近縁のツバメシジミに似るが,尾状突起をもたない。前翅の開張幅 24mm内外。前・後翅とも表面は黒褐色,裏面は灰白色で,シジミチョウ型の黒紋配列をもつが,それぞれの紋は比較的大きくはっきりしている。

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百科事典マイペディアの解説

ゴイシツバメシジミ

鱗翅(りんし)目シジミチョウ科の1種。別名タイワンゴイシシジミ。開帳19〜24mm。1973年に熊本県ではじめて見つかり,日本産のチョウとしてはもっとも発見の歴史が新しい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴイシツバメシジミ
ごいしつばめしじみ / 碁石燕小灰蝶
[学]Shijimia moorei

昆虫綱鱗翅(りんし)目シジミチョウ科に属するチョウ。日本では九州(熊本、宮崎の両県)と紀伊半島(奈良県)に産地が知られているのみ。近年になって日本に生息することが判明したもので、1975年(昭和50)には国の天然記念物に指定され、その採取は禁止されている。外国では台湾、中国東部、アッサムに分布する。はねの開張は19~24ミリメートル程度。はねの表面は黒褐色、裏面の地色は灰白色ないし灰色で碁石状の黒色斑点(はんてん)がある。本種の生息地は照葉樹林の原生林で、老木の樹幹や枝に着生植物がびっしりとつき、そのなかにシシンラン(イワタバコ科)が生えるところである。年1回の発生(7月)。部分的な第2化が8月にみられることもある。卵はシシンランのつぼみに産み付けられ、幼虫はつぼみに食い入って子房を食べるが、成長すれば花全体を食べる。越冬態は老熟幼虫である。[白水 隆]

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世界大百科事典内のゴイシツバメシジミの言及

【ツバメシジミ】より

…幼虫のまま落葉の間で越冬する。 近縁のタイワンツバメシジミE.lacturnusは和歌山県~南九州に,クロツバメシジミTongeia fischeriは本州~九州の露岩地に,ゴイシツバメシジミShijimia mooreiは九州中部の原生林に分布する。【高橋 真弓】。…

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