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ゴボウ(牛蒡) ゴボウArctium lappa; burdock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴボウ(牛蒡)
ゴボウ
Arctium lappa; burdock

キク科の越年草で,ヨーロッパ原産といわれるが中国大陸や日本では古くから栽培されてきた。今日でも日本では重要な野菜 (菜) の一つとして各地で栽培され,多くの品種がある。根出葉は長い柄があり葉身は三角形状卵形で白い毛が目立つ。2年目の春遅く,高さ 1m以上もの茎を伸ばし,先端にアザミに似て大型の頭状花をつける。総包は半球形でとげのある総包片が包み,多数の淡紫紅色の管状花がある。なおゴボウ食用とする習慣は中国と日本のものであるが,西欧では同じキク科バラモンジン (婆羅門参) の根をゴボウと同様に食用とする。主根を食用にするほか若芽や葉柄なども食べられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴボウ【ゴボウ(牛蒡) great burdock】

キク科の二年草イラスト)。長く伸長した根を主に食用にするが,日本人以外はほとんど利用しない日本独特の野菜。根には45%のイヌリンと少量のパルミチン酸を含むが,とくに栄養価はない。繊維が多く整腸作用と利尿効果がある。野生種はヨーロッパ,シベリアから中国北東部にかけて分布するが,日本には自生種はない。千数百年前に中国から渡来したとされているが,栽培の起源は明らかではない。栽培種は日本で改良され作物化されたといわれる。

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