ゴメリ(英語表記)Gomel'/Гомель

デジタル大辞泉の解説

ゴメリ(Gomel'/Гомель)

ホメリ

ホメリ(Homiel/Гомель)

ベラルーシ南東部、ホメリ州の都市。同州の州都。ロシア語名ゴメリ。ウクライナとの国境近く、ドニエプル川の支流ソジ川沿いに位置する。12世紀以来の歴史があり、リトアニア領、ポーランド領を経て、18世紀よりロシア帝国領になった。18世紀末にロシア帝国陸軍司令官ピョートル=ルミャンツェフが建てた新古典主義様式の宮殿が残っている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

ゴメリ

ベラルーシの都市。ホメルHomelとも。ソジ川に面し,鉄道の要地。機械(工作機械,採炭機械,農業機械),織物,ガラスなどの工業が行われる。創建は12世紀。リトアニア,ポーランドに属して後,1772年からロシア領。古くからユダヤ人が居住,商工業都市として栄えた。51万2314人(2014)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ゴメリ【Gomel’】

ベラルーシ共和国南東部,同名州の州都。人口50万3300(1991)。ロシア連邦とウクライナに隣接し,ドニエプル川支流のソジ川に臨み,河港がある。付近から旧石器時代の遺跡が発見されているが,この地名が知られるようになったのは12世紀からである。一時期リトアニア,ポーランドに属したが,1772年からロシア領となる。古くからユダヤ人が多数居住し,商工業都市として栄えた。現在は機械・金属工業,木材加工業が盛んである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴメリ
ごめり
Гомель Gomel'

ベラルーシ(白ロシア)共和国ゴメリ州の州都。人口50万5300(1998)。市街はドニエプル川の支流ソージ川右岸に発達する。12世紀中葉以来の古い都市で、5本の鉄道の分岐点であり、幹線道路と河港をもつ交通上の要衝。ゴメリは1142年にゴミーГомий/Gomiyの名で記録に現れたが、1335年にリトアニア、1569年にポーランド、1772年にロシアの一部となった。ロシア革命(1917)の前までは、ユダヤ人移住者の多い商業都市で、工業にみるべきものはなかった。現在は重工業、とくに機械・金属(農業機械、鉱山機械など)、化学工業が発達し、食品加工業、林産加工業もあり、工業都市となった。1941~43年にはドイツ軍に占領された。[山本 茂]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

余震

初めの大きい地震に引き続いて,その震源周辺に起こる規模の小さい地震の総称。大きい地震ほど余震の回数が多く,余震の起こる地域も広い。余震域の長径の長さは,地震断層の長さにほぼ対応している。マグニチュード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ゴメリの関連情報