サプリメント

知恵蔵の解説

サプリメント

食品中の特定の栄養(機能)成分を、錠剤カプセル、飲料にして提供する新しいタイプの補助食品のこと。正式な名称ではない。各種ビタミン類、アミノ酸たんぱく質などの栄養素の補助、疾病予防や美容効果を期待したものがある。近年、保健機能食品でない、いわゆる「健康食品」が多く出回っている。ビタミン類が食品として販売許可されたことがきっかけ。サプリメントのみに依存しないバランスのよい食生活が重要と、栄養学者は指摘する。厚生労働省研究班は,抗がん食品に関する一般向けの手引書をまとめた。直接的な治療効果を証明する学術報告はほとんどなく、人への臨床試験での検証が必要と指摘。

(的場輝佳 関西福祉科学大学教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サプリメント
さぷりめんと
supplement

栄養補助食品。一般にはタブレットやカプセルに特定の成分を濃縮して詰めたものをいう。正確な規定はないが、「バランスのとれた食生活が困難な場合などに、ビタミン、ミネラルなど不足しがちな栄養成分を補給したり、健康を維持するために用いられる食品」とされる。生活習慣病の予防や健康維持にはバランスのとれた食生活が欠かせないが、規則正しい食事や運動を続けるのは意外とむずかしい。そこで手軽に栄養を補えるサプリメントの需要が高まった。医薬品ではないので、治療、予防の効能は明示されていないが、なんらかの健康補助的な作用をもつ。またビタミン、ミネラルだけでなく、ポリフェノール、アミノ酸、多糖類、脂肪酸など、いくつもの新成分が積極的に取り込まれている。[平林千春]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

サプリメント

〘名〙 (supplement)
① 書物の補遺。雑誌の付録。新聞の別刷。〔外来語辞典(1914)〕
② 補うもの。特に栄養補助食品をいう。〔保健薬を診断する(1968)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

いざなぎ景気

1965(昭和40)年11月から70(昭和45)年7月にかけて57カ月続いた戦後最長の消費主導型景気拡大局面のこと。名目成長率は毎年2桁で推移した。これに先立つ1955~56年の「神武景気」や58年~...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

サプリメントの関連情報