サンタフェ(英語表記)Santa Fe

翻訳|Santa Fe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンタフェ
Santa Fe

アメリカ合衆国,ニューメキシコ州州都。ロッキー山系の一支脈サングレデクリスト山脈の南端で,標高 2132mの高地にある。 1610年スペイン人が入植,中央広場を囲み,用水路に沿ってつくられた。 1821年以来メキシコ領であったが,アメリカ=メキシコ戦争 (1846~48) 以後アメリカ領になる。メキシコ領時代に西部開拓の重要なルートのサンタフェ道が造られ,北部の中心地として発展した。 51年准州の首都となり,80年にサンタフェ道とほぼ平行にサンタフェ鉄道が敷設された。 1912年州都。スペイン語を話す住民が多い。肉牛,野菜,果実,コムギなどの集散地で,鉛,亜鉛,石灰を産出。スペイン風の建築物が多く,サンタフェ・カレッジ (1859創立) ,州議会議事堂,人類学研究所などがある。夏には避暑客,冬にはスキーヤーが多く訪れる。人口5万 5839 (1990) 。

サンタフェ
Santa Fé

アルゼンチン中北部,サンタフェ州の州都。首都ブエノスアイレスの北北西約 380km,パラナ川西岸の河港都市で,サラド川の合流点に位置する。パラナ川の対岸にはパラナがあり,橋とトンネルで結ばれる。 1573年アスンシオン (現パラグアイの首都) からやってきたスペイン人によって建設され,当時スペインの重要な植民地であったアスンシオンへの補給基地として発展,物資はパラナ川からパラグアイ川をさかのぼって運ばれた。またイエズス会の伝道中心地ともなり,学校や聖堂が建設された。現在は背後にパンパス東部の肥沃な農業地帯を控え,商工業中心地として繁栄し,食品,繊維,自動車などの工業が立地する。港湾施設は近代化され,ラプラタ川から約 400kmさかのぼってくる外洋船が接岸でき,アルゼンチンのほか,内陸国であるボリビアとパラグアイにとっても重要な貿易港となっている。文化中心地でもあり,市内には国立リトラル大学 (1919) をはじめとする高等教育機関,博物館,劇場などがある。植民地時代の古い建築物も保存されており,17世紀末に建てられた聖フランシスコなど3つの聖堂は国の歴史記念物に指定されている。水運のほか,陸上交通の要地でもあり,市から放射状に鉄道,道路が延びる。人口 44万 2214 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

サンタ‐フェ

Santa Fe》米国ニューメキシコ州の州都。17世紀初めにスペイン人が建設。アメリカ先住民との交易の中心地となったシカゴから伸びるサンタフェ鉄道は西部の通商路。
Santa Fé》アルゼンチン中北部、サンタフェ州の都市。同州の州都。パラナ川とサラド川の合流点近くに位置し、河港をもつ。豊かな農業地帯の中心地であり、穀物の集散地となっている。同国憲法の制定地。

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