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ザリア Zaria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ザリア
Zaria

ナイジェリア中北部の都市。カドゥナ北北東約 75kmに位置。 16世紀にハウサ族の一王国の首都として建設。旧市街は周囲 24kmの城壁に囲まれ,ハウサ族とフラニ族が居住,その外側に植民地時代にイギリス人が建設した新市街がある。鉄道,道路の分岐点で,綿花ナンキンマメ,タバコ,ミレット,ギニアコーン,皮革などの集散,加工の中心地。綿繰り,皮なめし,綿織物,染色などの伝統工業のほか,鉄道修理,たばこ,自動車組立てなどの工場がある。教育・文化施設も充実。人口 33万 4700 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ザリア(Zaria)

ナイジェリア北部、カドゥナ州の都市。ハウサ族の都市国家として建設され、15世紀末よりイスラム教に改宗し、サハラ交易の拠点として栄えた。ラッカセイ、綿花、タバコなどの集散地。一部が城壁で囲まれた旧市街が残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ザリア【Zaria】

西アフリカ,ナイジェリア中北部の都市。人口37万(1995)。鉄道でラゴスと結ばれている。綿作地帯の中心で,綿実,ラッカセイなどの製油工場,タバコ・自転車工場などがある。1000年ころに創設されたハウサ族の七つの都市国家の一つとして栄えたが,1805年フルベ(フラニ)族に征服され,ソコトスルタンに統治された。1901年イギリス軍に占領されて北部ナイジェリアの中心都市となった。旧市街の一部は城壁で囲まれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ザリア
ざりあ
Zaria

西アフリカ、ナイジェリア北部、カドゥナ州の都市。カドゥナの北84キロメートルに位置する。人口36万9800(1995)。14世紀に都市が形成され、19世紀のジハード(聖戦)によりイスラム教徒のフラニ人に支配され、1902年にはイギリスに占領された。綿花、ラッカセイ、タバコなどの集散地で、1958年に建設されたたばこ工場がある。町は城壁で囲まれ、郊外には新しい市街地が広がる。西方約10キロメートルに、62年設立されたアハマド・ベロ大学がある。[島田周平]

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世界大百科事典内のザリアの言及

【ハウサ諸国】より

…伝説では七つの国といわれるが,7は神話上意味をもつ数であり,実際の数は時期によって違っていたようである。ゴビル,カノ,カツィナ,ザリアなどが名の知られた主要な国家である。 これらの国家は,城壁に囲まれた都市を,畑作を行う村落群が取り囲む都市国家であった。…

※「ザリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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