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シオクグ Carex scabrifolia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シオクグ
Carex scabrifolia

カヤツリグサ科の多年草。日本全域を含むアジア東部の温帯から亜熱帯にかけて広く分布し,海水の出入りする河口や海浜の湿地に生えるスゲの1種。地下に長い根茎をはわせて繁殖する。茎は高さ 30~50cmになり,基部が赤みを帯びる。初夏に茎の頂部に数個の小穂をつけ,上部の2~4個は雄性で長く,帯赤色,下部の1~2個は雌性で短く,鉄錆色をしている。旧盆のとき,葉でくぐ縄という細長い縄をつくり仏壇の飾りつけに用いるところがある。

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世界大百科事典内のシオクグの言及

【スゲ(菅)】より

… 海岸のスゲとしては,カンスゲを一段と大きくしたようなオニヒゲスゲC.wahuensis C.A.Meyer ssp.robusta (Fr.et Sav.) T.Koyamaがハワイから日本,台湾まで分布する。また砂浜のコウボウムギやコウボウシバ,塩性湿地に生えて,その長い葉でクグ縄という縄をなうシオクグC.scabrifolia Steud.がある。 高山にもスゲは多い。…

※「シオクグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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