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シオン(紫菀) シオンAster tataricus L.fil.

世界大百科事典 第2版の解説

シオン【シオン(紫菀) Aster tataricus L.fil.】

キク科の多年草イラスト)。日本では古く平安時代より庭植えにして観賞され,また切花としても用いられるほか,その根は薬用として利用されている。変種に矮性(わいせい)のコジオンがある。高さ1.5~2mぐらいの茎を直立させ,秋に茎上に径2.5cmほどの藤紫色の頭状花散房花序をなして咲かせる。葉は先のとがる長楕円状の披針形で大きく,根生するが,茎葉は小型で互生する。朝鮮からシベリアモンゴルにかけて分布し,日本でも九州や中国地方に野生しているが,本来の野生品か,導入されたものが野生化したものかは,はっきりしない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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