シャウプ(英語表記)Shoup, Carl Summer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャウプ
Shoup, Carl Summer

[生]1902.10.26. カリフォルニア,サンノゼ
[没]2000.3.23. ニューハンプシャー
アメリカ合衆国の財政学者。第2次世界大戦後の日本の税制の骨格となった日本税制報告書(シャウプ勧告)をまとめた。スタンフォード大学を卒業,1930年コロンビア大学で博士号を取得,1945~71年同大学教授。財務長官補佐官,大統領経済諮問委員なども務めた。1949年5月,ダグラス・マッカーサー連合国軍最高司令官の要請を受け,7人からなる税制調査団の団長として訪日。3ヵ月間で英字 6万5000語に及ぶシャウプ勧告をまとめ,同 1949年9月日本政府に提出した。翌 1950年に再訪日し,第2次報告書をまとめた。勧告は,所得税を基盤とする直接税中心主義,税の公平の実現,納税意識の向上などを基本理念とし,日本の戦後税制の骨格となった。1989年勲一等瑞宝章を受章。

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百科事典マイペディアの解説

シャウプ

米国の財政学者。カリフォルニア州サノゼ生れ。1930年−1971年コロンビア大学で教鞭をとるかたわら,各国の税制改革に関わる。1949年−1950年にシャウプ使節団団長として来日,日本税制改革案(いわゆるシャウプ勧告)をまとめ,戦後日本の税制の骨組みを築いた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

シャウプ Shoup, Carl Sumner

1902-2000 アメリカの財政学者。
1902年10月26日生まれ。コロンビア大教授をつとめ,財務省顧問として租税問題を担当。昭和24年税制使節団の団長として来日。日本税制改革案(シャウプ勧告)を日本政府に提出。この勧告は課税の公平を重視し,戦後の日本税制改正の基盤となった。2000年3月23日死去。97歳。カリフォルニア州出身。スタンフォード大卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

シャウプ【Carl Sumner Shoup】

1902‐2000
アメリカの財政学者。カリフォルニア州サノゼに南カリフォルニア鉄道の社長を父として生まれる。スタンフォード,コロンビアの両大学に学ぶ。1930年コロンビア大学から博士号取得,同大学で1928年講師,45年教授となったが,71年の引退まで一貫して同大で財政学,経済学,国民所得論等の教鞭をとる。アメリカ租税協会と国際財政学会の会長を務め,アメリカ経済学会特別功績会員。またアメリカ財務省顧問,国連顧問,EEC財政金融委員会委員や,シャウプ税制使節団,ベネズエラ,リベリア各税制調査団の各団長を務め,アメリカはもとより各国の税制改革に実務面でも理論面に並ぶ貢献をした。

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367日誕生日大事典の解説

シャウプ

生年月日:1902年10月26日
アメリカの租税学者
2000年没

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