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シャルルロア Charleroi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャルルロア
Charleroi

ベルギー南西部,エノー州工業都市ブリュッセル南方約 50km,サンブル川北岸に位置する。 18世紀には炭鉱を中心とした都市で,19世紀には,サンブル川の運河化,鉄道,道路の整備により,一大工業地帯の中心に発展。周辺の炭鉱は閉鎖されたが,鉄鋼,機械,ガラス,化学,製陶などの工業があり,大都市圏を形成している。特にガラスの生産ではヨーロッパ有数。シャルルロア=ブリュッセル運河がサンブル川とスヘルデ川を結び,鉄道,道路で国内,ドイツ,フランスの諸都市に直結している。北郊には空港がある。人口 20万 6214 (1991) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

シャルルロア【Charleroi】

ベルギー南部エノー州の工業都市。人口2万1900(1981)。サンブルSambre川(ムーズ川支流)に沿う。ブリュッセルやアントワープと運河,鉄道,高速自動車道により結ばれ,〈ABC枢軸〉と呼ばれる。起源は比較的新しく,1667年にスペインのネーデルラント総督カステル・ロドリゴ侯がここに要塞を築いて,国王カルロス(シャルル)2世にちなんでシャルルロアと命名したのに始まる。その後,一帯は石炭と農村における鉄加工業によって繁栄し,1820年代からは,石炭・鉄鉱石の資源を基礎に,製鉄,機械工業,石炭化学を中心に近代工業の急速な発展をみ,リエージュと並ぶ同国の重要な工業都市に成長した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャルルロア
しゃるるろあ
Charleroi

ベルギー西部、エノー州東部の工業都市。人口20万0578(2002)。首都ブリュッセルの南約50キロメートル、サンブル川左岸に位置し、かつて重要な炭田地域の中心地で鉄鋼をはじめ、電気機械、航空機製造、ガラス、化学肥料、セメントなどの工業が発達していた。しかし1960年代後半からの石炭業の不振に伴う斜陽化が著しい。町の起源は、スペイン王カルロス(フランス語名シャルル)2世にちなみ命名された1666年建設の要塞(ようさい)である。第一次世界大戦の激戦地。[川上多美子]

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